突然ですが、、参考書とか問題集って高くないすか?
あらゆる受験勉強で教科書に加えて参考書、問題集が必要になりますよね~。確かに対策方法がまとまってたり例題や過去問と解説も確認できるので試験対策にはもってこいです。
ただ、値段が高いです。足もとをみられてるような気がします(-∀-)
まあなんでこんなディスりから入ったかというと、TOEFLを受けることになり参考書を探してたんですね。でもTOEFLのibtって受験料がめっちゃ高いんです。
24000円かかります。
2400円じゃないですからね。24000円ですからね。えぐいです。ReadingとListeningのみのiptのほうだともっと安くなるんですが、使える場面も減ります。
この受験料に加えて参考書・問題集をそろえるのはしんどい。
そこで今回は、参考書や問題集なしでどこまでTOEFL(ibt)の対策ができるのか、自身の経験から書いていきたいと思います(´∀`)
TOEFLのibtの場合、スコアの目安となるのは45点、60点、80点、100点といわれてます。点数については後でも書きますが、満点は120点ですね。
で、先に結果から言っておくと、問題集なしの一か月の勉強で80点を取ることができました(`・ω´・)ノ”
ぶっちゃけ勉強時間についてはこれまでの勉強やどれくらい時間を割けるかにも変わってくるので参考にならないです
が、問題集がなくてもやり方によってはかなりの対策が可能だと分かりました!特にリスニングやスピーキング。
指導サービスなんてのも受けてないので解答の添削は無かったんですが、点数の取り方を考えれば80点までなら自力でも問題ない気がします!
もちろんしっかりと対策をとって受験したい人は参考書・問題集を買った方が確実です( ´∀` )。でも腕試し程度に受験したい、学校で受けろって言われた、てな人にはとりあえずお金をセーブしつつ対策もできるよって点でおすすめしたいです。
今回の記事では対策にあたりどんなツールを使ったかメインに話していきます。
そこから感じたパートごとの細かい対策についてはまた別記事で紹介していきますので、まずこの記事では全体的なイメージを伝えたいと思います(`・ω´・)ノ”
TOEFL(ibt)のテスト形式と特徴
まずTOEFLの形式をざくっと紹介していきます!
ちらっと言ったように、TOEFLにはibtとitpの2種類があります。今回受験したのはibtのほう、こちらは
Reading+Listening+Speaking+Writing
の4技能をテストします。それぞれのパートがあり、30点満点×4で全体の結果は120点満点ででることになります。
対してiptは
Reading+Listening
の2技能のみ。大学でのクラス分けとかで使われることが多い気がしますね。今回は使える場面が多いibtの対策についてです。
さて、TOEFLのibtで高得点を目指すのにカギとなるのはなんでしょうか。
もう圧倒的にリスニング力です。
ぶっちゃけ、TOEFLのSpeakingはListeningです。Speakingのパートには4問あるんですが、その中で自分の意見を述べる問題は1つのみ。
あとの3問は英語の音声、会話とか授業とかをきいて、その内容をまとめて話すという形式です。つまりリスニングできなかったら話せないわけです(-∀-)
で、Writingでは2問ありますがそのうち1問はこれもまたリスニングの要約問題です。まあそれくらいリスニングは当たり前のスキルとして考えられてるってわけですね
ではどうやって点数を取っていくべきでしょうか。僕は留学もしたことない、リスニングとスピーキング全然できないマンなのでパートでいえばReadingが稼ぎどころになります。
なので目標を80点とすると、
- reading…26/30
- listening…22/30
- speaking…15/30
- writing…17/30
くらいをイメージ。
そして実際のテスト結果は
- reading…25/30
- listening…22/30
- speaking…17/30
- writing…19/30
Speakingに関しては言い切れなかった問題も多かったのでもうちょっと頑張ろうと思いましたし、ReadingとListeningでももうちょっと稼ぐ予定だったんですがやっぱ緊張しました(-∀-)
やっぱリスニング力をつければもっと伸ばせそうな気がする…
というわけで、4技能の中でもかなりリスニングを重視してるのがTOEFLの特徴といえます。逆に自分の考えを述べるタイプの問題はspeakingとwritingでそれぞれ一問ずつと多くはないですね。
つまり対策としてリスニングを重視することが効率のいい勉強法となってきますね~。
各パートごとの問題形式はまた別記事で詳しめに紹介していきます。特にTOEFLは形式を知っとくかどうかで全然点数が違ってくるのでぜひ参考にしてほしいです!
『【TOEFLibtスピーキング対策】やらかした経験から学んだ対策のコツ!』
『【TOEFLibtリスニング対策】形式とポイントを京大生が解説!』
では対策のツールとして何を使ったかを紹介していきます。意識したのは
- 例題を稼ぐ
- リスニングを鍛える
の2点。
例題確保に圧倒的におすすめなYouTube
さて各パートごとの詳しい対策は別記事で紹介していきますが、参考書・問題集なしで挑む時にぜひ活用してほしいのがYouTubeです。
もちろん例題をのせてるサイトもたくさんありますが、YouTubeのいいところはとにかくその数が多いところにあります。
TOEFLは世界規模のテストなので、外国の人たちももちろん受験するんですね。そしてYouTubeならそんな外国発の対策動画もすぐに探せます。ここがサイトの検索との違いです。試しに”TOEFL Listening”とでも検索してみてください。例題動画が山ほどでてきます。
解説はついてないことが多いですが(ついてても英語なんであんまわかんないですが)、大抵の動画は答えを載せてますし、Speakingならサンプル解答をつけている動画もあります。めっちゃ便利です。
しかもTOEFLは本番もパソコン上で行われるので、どっちかというと紙の問題集より実践に近いかもしれません。
なんにせよ例題はYouTubeで確保できるんで、あとはとにかく解きましょう!
解くことで形式に慣れる、これ一番大事です。
とくにSpeakingは準備時間と解答時間がけっこう短くて要約スキルが求められます。この感覚はTOEFL特有のものなのでどんどん問題を解いて”どこを抜き取ってどこを削るか”を身に着けていきましょう(`・ω´・)ノ”
ただ注意点として、2019年くらいからTOEFLのテスト形式が新しくなっています。YouTubeではそれより前の動画も多いのでそこは確認が必要です。まあ投稿者が”New Version”とタイトルにつけてることが多いですが
あとは解答時間ですね。本番では、特にReadingやListeningではいつ次の問題に進むかを自分が決めます。一問当たりの制限時間はなくて、その大問やパートなどでまとまった制限時間が設けられてるんです。
でもYouTubeではそうもいかないので、より本番に近づけたい人は自分でタイマーを用意して自分の解答時間を計るといいですね。設問が表示されてるところで動画を止めて、タイマーをスタートさせて、答えたらタイマーを止めて、みたいな。ちょっとめんどうですが時間は正確に測れます。
聞く→発音する→聞くを繰り返す
例題はYouTubeで確保できますが、それだけじゃさすがに厳しいです。いうてもTOEFLって難しいので最初は全然できなくて萎えます。特にリスニング関連。
スクリプションが載ってない動画ももちろんあるので、復習もやりにくいです。
なので、例題を解くと同時に単純な英語のスキルアップの勉強も必要です。
で、特にリスニングとスピーキングが苦手な人には”英語を聞く→話す→自分の発音を確認する”という作業を繰り返しやることをおすすめします
おそらくシャドーイングのように”聞く→発音する”はやってる人が多いですが、その自分の発音を自分で確認するってのはやってる人少ないと思います。めんどくさいですからね。
でもこの確認てめっちゃ大事です。
発音もそうですが、単語間のつながりなどいわゆる”ネイティブっぽい”英語を話すのに近づきます。正直、実際に会話するときはこんな風に話す必要はないと思いますよ。ただ、こういう話し方に慣れることで不思議と英語が聞き取りやすくなってくるんですね~
TOEFLのSpeakingは時間がけっこうシビアなので、そこにも役立つと思います。
録音はそれ用のアプリをつかってもいいですし、英語勉強用のアプリには録音機能が搭載されてるのもありますね。過去にこんな記事を書いてたので載せときます↓
例題を解くくらいまとまった時間をとれなくても、とりあえず英語に触れる時間を増やしてスキルアップしていくことが大事だと経験的に思ってます!
まとめ
てなわけで、今回は問題集や参考書以外でのTOEFLibt対策の考え方というか大きなイメージを紹介していきました。
もちろん各パートごとの対策が必要ですし、参考書や問題集を買って損することはないと思います(-∀-)
でもそれ以外にもこんなツールがあるんだってことを知っといてもらえたら嬉しいです。とくにYouTubeには助けられたのでぜひ使ってみてください!
最後に、自分がTOEFLを受験するときに参考にさせていただいたサイトを少し紹介します。
まずは『SOLO IELTS TOEFL』さん。
マンツーマンでのオンラインサポートを行っている対策サービスですが、サイト内での対策記事がすごくまとまってて分かりやすいのでおすすめです。例題もついてるので目を通してみるといいかも。
2つ目は『Atsueigo』さん。こちらは日本人のATSUさんによる対策方法や勉強法が書かれてます。この人のスコアは驚異の114点。恐怖を感じますね~。こちらも各パートへの対策、答え方がしっかりとまとめられているのですごい役立ちました
人によって目標点は違ってくると思いますが、勉強した結果がしっかり出るとやっぱり嬉しいですよね(´∀`)。各パートへの対策法も書いていくのでぜひ参考にしてみてください!
そらまめでした~