突然ですが、数学が苦手な人って多いですよね!笑
かくいう僕もそうでした…というか、周りにも「得意だ!」っていう人はいなかったと思います
しかし、多くの大学で数学は必須科目となっており、数学から逃れることはなかなかできません(´д⊂)
そこで今回は、数学を克服しセンター数学満点、京大に現役合格できた僕が実際に使っていたおすすめの数学参考書を紹介したいと思います!
もちろん人によって合う合わないがあるので「これをやれ!」と決めつける気は全くありません。ただ、参考書を自分だけで選ぶのはなかなか難しいので、少しでも参考にしていただければと思います!
また、参考書や問題集で勉強するときは「合格したいなら絶対にするべき勉強法2つ~京大生の大学受験のはなし~」を読んでみてください!
それでは見ていきましょう!
世界一わかりやすい京大数学
難易度 ★★★★★
おすすめ ★★★★★
解説 ★★★★★
京大を受ける人にはもちろん、ほかの難関大学の2次対策にもおすすめ!
問題はすべて京大の過去問なので難易度は高く、質もいいです。「整数」「平面図形」のように範囲ごとに分かれていて、例題と演習が1つずつ対応している形になっています。
この参考書の最大の長所は解説です。1問につき数ページが解説となっており、解説だけでなく「問題をみてどう考えるか」という解きはじめるまでのプロセスも書いてくれています!
問題に対して様々なアプローチを考え、どう解けば1番楽かを見極めることに重点をおいているのが他の参考書との違いです。
だからこそ、京大受験者以外にも使ってもらいたいのです。
京大の問題は数学の性質を聞いてくるものがおおいので、解説によりテクニックも覚えることができます。
僕は高3の6月くらいからこの参考書に取り組みはじめましたが、やはり早めに手をつけて、解く前の考え方を身につけることが大事です!やる前と後では、数学の問題の解き方がほんとうに一から変わってきます。
僕が使っていたのは「京大理系数学」ですが、「文系数学」ももちろんありますのでご安心を
とにかく親切な参考書ですし、買っておいて間違いないと思います!
大学への数学1対1対応
難易度 ★★★★☆
おすすめ ★★★★★
解説 ★★★★☆
大学への数学シリーズの中でも人気な1対1対応
難関大学の過去問が中心でこの参考書も範囲ごとに分かれていますが、「世界一わかりやすい~」と比べると典型問題が多いのが特徴です
そのため苦手分野をつぶしたりするのにも使えますし、数ⅠA分野の復習にもばっちりです。
僕も復習用にこのテキストを使っていましたが、問題数が少ないので2周、3周と解き直しやすいところも良かったです!
解説もしっかりしていますし、テキストも数ⅠA・数ⅡB・数Ⅲごとに分けられているので手を出しやすいと思います
プラチカ
難易度 ★★★★☆
おすすめ ★★★☆☆
解説 ★★★☆☆
数学の問題集といえばプラチカも有名ですね!
数ⅡBまではめちゃくちゃ難しいわけでもないですが、数Ⅲになるといきなり難易度があがります。
あと個人的には解説がもう少し丁寧であってほしかった(特に数Ⅲ)(´A`)
問題数もそれなりにあり、典型問題からテクニカルなものまで一通り網羅している問題集だと思います。
1対1との違いは問題数と問題集のデザイン(?)です。
1対1の場合は名の通り例題と演習が一題ずつ対応しているのに対し、プラチカは問題がズラっと続く「the 問題集」といった感じ
またプラチカは理系数学と文系数学で問題集が分かれています
人によって好みがあると思うので実際に見てみて決めることをおすすめしますが、特にこの1対1やプラチカは何周もしないと意味のない問題集です。
やるなら必ず完璧に仕上げてください!
チャート
赤:
難易度 ★★★★★
おすすめ ★★★☆☆
解説 ★★★★☆
青:
難易度 ★★★☆☆
おすすめ ★★★★☆
解説 ★★★★☆
幅広いレベルや問題に対応しているチャート。学校から指定されていることも多いのではないでしょうか
僕は青チャートと赤チャートを使っていたので今回はその二冊を紹介しますが、実はチャート自体はレベル別に白<黄<青<赤の4種類あります。
黄チャートや青チャートがよく使われている印象です。僕も赤チャートはほんの少しかじったくらい…
さてその赤チャートですが、難易度が高めで全問題をやり遂げるのはかなりしんどいです( ´ー`)
チャートシリーズだけあって解説はしっかりしてますし、赤チャートの場合はコラムで問題をかなり掘り下げて解説しており、充実してました。
ただいかんせん難しすぎるので、メインの参考書ではなく難しい問題にチャレンジしたり演習量を増やしたいときに使うといいと思います!
続いて青チャートですが、これはどんどん使ってほしい参考書です!
問題数は多いですが、基礎レベルから発展・応用レベルまで幅広い問題がのっています。一問一問への解説もわかりやすく、例題と演習が1対1で対応しているので解きやすいです。
授業の予習やテスト勉強にも使えますが、個人的には復習用として使うのがおすすめです!
良問が多く、ひととおり解くことで自分がちゃんと理解できているか確認できます。センター試験対策にももってこいです!
また僕が実際にやっていたのは、不安がある範囲の例題を流し読みしていくという復習。
詰まるところがあれば、その部分の基礎ができてないと発見することができます。公式を忘れてたり、定理を使えてなかったりなど。
過去問など難しい問題ばかり解いていると、あまり出てこない範囲の基礎を忘れちゃうなんてことがよくあります。その対策として上のような復習をしていました!
青チャートは問題数は多いですが、がんばって何周も解き直しましょう!
まず例題だけ解いて、よく間違えるところは演習問題も解いてみるみたいなカタチでもいいと思います。1周では絶対に身につかないので!!
4ステップ
難易度 ★★☆☆☆
おすすめ ★★★☆☆
解説 ★★★☆☆
ここに関しては、絶対4ステップってことでは全くないです。
学校で使っている問題集枠ですね。基礎固めをするために解く問題集です。(他にはサクシードなど)
学校で使われる問題集の特徴はやはり基本問題、典型問題がとにかく多いことです。宿題やテスト勉強に使うことで、基礎をしっかりと身につけることができます。
ただこの手の問題集をあとから何周も復習するのはめんどくさいです…問題数もかなり多いですし
だから、テスト勉強のときに2,3周しましょう。
あらかじめ何周もしとけば間違えやすいところも分かりますし、後で見直しもしやすくなります。もちろんテストの点も上がりますし。
テスト勉強で問題集を1周しか解かなくていいのは天才だけです!
また、4ステップに限らずかもしれませんが、こういう問題集の解説はかなり薄いです( ゚∀゚)。分かりにくいときは学校の先生や友達を頼って、疑問は残さないようにしましょう!
まとめ
さて、今回はおすすめする数学の参考書を紹介してみました!
数学は、基本的にはこういった参考書や問題集で力をつけ、志望校の過去問に取り組んでいくというプロセスになると思います。
そのため参考書はかなり重要になるので、この記事が少しでも役に立てば嬉しいです!
ちなみに僕の一番のおすすめはやはり「世界一分かりやすい京大数学」です。特に京大受験者にはマストだと思ってます
ただ、どの参考書であれ「ちゃんと」やらないと意味がないです。具体的には何周も解くこと。
時間の無駄にしたくないなら理解するまで解き切りましょう!
数学は必須科目になりやすく、配点も高くなりがちです。そのぶん、点が取れる得意科目にすれば一気に差をつけることができるので頑張ってください!
*英語や理科については下の記事をどうぞ!*
2次試験突破の鍵は理科!とにかく理科!①~京大生の大学受験の話~
以上、そらまめでした~