今回は前回記事で書いたように初めて捕獲した鹿のタンを食べてみた話を書いていきたいと思います( ´ ▽ ` )ノ
牛タンはかなりポピュラーで食べたこともある人は多いと思いますが、シカ肉しかもタンってのはなかなか希少なんじゃないでしょうか。買おうとしたことがないので分からないですがシカ肉でも例えばモモとかと比べればあんまし出回って無さそうです。
で、その理由として”シカ肉の中では一番ウマいから猟師がもっていく”という説があります(諸説あり)
なら食べてみるしかないだろう、てなわけでシンプルに焼いて食べてみましたヽ(^ω^)ノ
ちょっとした下処理もあるのでそのへんもまとめて紹介していきます~
鹿タンの下処理
さて、まずタンの取り方ですが頭があったら口の方ではなくのどの方から取り出しましょう。根本付近の下あごとくっついている部分を切り外せばあとは引っこ抜けます。
そして解体した後の肉保存ですが、短期間なら冷蔵でも問題ないと思います。なんなら寒いので僕はベランダに置いてました。
臭み抜きとして今回は塩水処理をやってみました。単純に塩水をつくってそこに肉を10分くらい漬けてから冷蔵or冷凍するって感じですね~。この塩水処理のおかげか内臓抜きとかを早めにやったおかげか、臭みはほぼありませんでした。
結構な人たちに食べてもらいましたが全員同じ意見だったのでここは嬉しかったですね(-∀-)
タンも同じく、塩水につけてから水けをふき取り、とりあえず冷蔵保存しておきます。そしてタンを調理するときにやらないといけないのが表面の膜の除去。
分かりにくいけどこの表面は膜で覆われてるんですね~
これは他の部位についてる薄い膜よりかは分厚め。なので取り除かないと食べにくいと思います。
でも手で剥がせるんで簡単です。
熱湯を用意してそこにタンを沈めます。茹でて取る人もいますが、なんか火が通りすぎたら嫌なんで僕は火からおろしたお湯を使いました。しょうみどっちでもいいです。
で、5分くらい?たって白っぽくなってきてチャレンジしてみましょう。包丁で少し切り目をいれて剥がしていきます。もし取りにくかったらもうちょっとお湯につけてみてください。
で、皮を取った後がこんな感じ。取れるときはけっこうペロっととれます
右はまたちがう部位です笑
表面にぶつぶつ(味蕾)がありますが、これはぜんぜん食感に影響しません。
そのままで大丈夫です!そしてその断面がこちらd(゚∀゚*)
美しい…
シカ肉は基本的に赤身で脂はほとんどない&まずいといわれますがこのタンだけは別格ですよね。タン元の部分はほんとに霜降りのようになってます。
だからこそタンは絶対に食べてほしい部分です(´∀`)。取れる量が少ないのがほんとに惜しい
今回はシンプルに焼き肉にしました。
すげーうまいです(o^ω^o)
まず柔らかい。でもタンならではの食感もあり、面白い噛み応えです。で、すごい旨味がある。噛めば噛むほどって感じです
牛タンはでかいのでシチューなんかも人気メニューですが、鹿タンは(特に自力調達した場合は)あまり量が取れないので焼き肉がおすすめかも。あれくらい分厚めに切っても全然食べれますし。
新鮮なものならちょっと生でも多少はね
というわけで今回は鹿のタンを食べてみたという話でした!
美味しそうと思った方、罠免許ならわりと簡単に取れますよ。鹿タン買うよりはめんどくさいですが(-∀-)
他の部位は赤身がほとんどなのでステーキとかローストビーフ風にしてみようと思います。1頭を何人かで分けてもかなりの肉が残ったので1ヶ月は鹿肉中心になりそうですね…
なんやかんやテスト期間もかぶって一年目の狩猟はこれで終わりそう。来年からはもう少し動いてイノシシとか狙ってみたい。イノシシの肉はマジでおいしいです。
いじょう、そらめまめでした~