新米罠猟師になった京大生がいきなりシカを捕獲した話

どうも、2020年に罠免許を取得して罠猟をスタートさせた大学生そらまめです!

まあこれまでは塾比較だとか勉強関係の記事を多く書いてきたわけですが、WWOOFにいったことから農業っていいじゃん、百姓っていいじゃんと感じ、とりあえずいろいろなことをやって楽しんでます( ´ ▽ ` )ノ

で、これもWWOOFでの体験なんですが農家さんが罠でとったイノシシを料理してくれたんですね~

それがめちゃめちゃうまくて。初めて食べたんですが臭みもなく、脂が多いけどくどくもなくとにかくすごいおいしかった。

畑や田んぼを荒らすイノシシやシカに自力で対抗するために罠や猟銃といった狩猟免許をもってる農家さんはけっこう多いらしいですね。ならまあ早いうちに取っておいても損はないかなということでさっそく罠免許を取得してしまいました( ^ω^ )

実は狩猟免許の中でも罠免許はそこまで難しくないんですよね。猟銃になると銃が関係してくるのでお金も時間もかかりますが、罠免許だとそこまでお金もかからず勉強することも少ないのでおススメです。

まあ将来のためってのもありますが、正直肉目的の部分も大きいです。それくらい衝撃的にうまかったんですよね~

でも実際に始めるにあたって色んなことを調べると、イノシシは罠にかかってもかなり怖いってこともわかってきました笑

今回はそんなこんなでとりあえず罠を作成し、いざ1年目、罠を仕掛けた次の日にシカがかかった(#゚Д゚)という話です。

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使用した罠

僕が使っているのはくくり罠というもの。

罠猟で用いるのは基本的には箱罠とくくり罠の2種類です。たぶん名前からもイメージがつきやすいと思いますが、箱罠ってのはそのまま箱に獲物を誘導して、入ったら入り口が閉まって捕まえるというもの。

一方でくくり罠は獲物が罠をふむと作動して足をワイヤーでしめつける罠。コスト的にはやはりくくり罠のほうが安く、あと設置というか持ち運びが楽なのでくくり罠を使用しています。

狩猟用くくり罠のメカニズムと作り方です

どっちがおすすめとか僕の立場ではいえませんが、獣道をさがし、罠を踏ませることで捕まえるくくり罠というのはなかなか魅力があり、あとほんとに獲物が罠を踏んで獲れたときの喜びも大きかったですね(`・ω´・)ノ”

初捕獲したシカの止め刺し~解体

なんせ初捕獲であたふたしてたので写真はほぼないです( ^ω^ )。今回は上の一枚のみです。止め刺しまで終わって少しほっとしたとき。なんか規制とかあったら怖いんでモノクロにしてます。おっきさが分かりにくいですが1m40㎝くらいです。

とりあえず罠を仕掛けてみるか、ということで新しめの糞がありつつ、足跡も多い獣道にわなを仕掛けたその翌日、なんと3歳くらいの牡鹿がかかってました。これは見回りに行った自分を褒めたいですね~。罠を仕掛けたら、獲物がかかった場合に備えて毎日見回りに行かないといけません。

で、シカをみた自分が何をしたかというと、軽いパニック状態だったので狩猟を一緒に始めた友達にとりあえず電話。でも朝早かったからか反応なし。しょうがなく1人で止め刺しすることを決意。

このとき褒めたいのが、「いちおう色々持ってっとくかー」と前日にナイフやゴム手袋、ロープを購入してそれを持って行ってたこと。

いや~、狩猟やってる人からしたらまじで当たり前のことですが、よくちゃんと買って持っていったなと自分を褒めたい(-∀-)。ちなみにナイフは100均で買ったもの。

まじで当たり前なことなんですが、仕掛けた以上は獲物がかかることを前提に動こう。と強く思いました。うん。

まずは罠のかかり具合を確認、きちんと前足のひずめの上をくくってくれてます。ワイヤーが外れることはなさそうですし変形もしてません。このくくり位置が下すぎたりすると暴れてる途中で罠が抜けてしまうこともあり得ます。めちゃめちゃ危ないです。

今回は牡鹿で立派なツノもあったのでなおさら。イノシシがかかったときに抜けたりするともう死ですから。

さて、ここからが本番です。動画でのイメトレでは棒で頭を叩き気絶させて止めを刺す。つまり棒が必要です。

でもそうそう都合よくありません( ^ω^ )。ちゃんと用意しとくのが賢明です。その辺の棒じゃ折れます。1発で折れました。

シカに対してストレスをかけるのはどう考えてもよくないので、ここは次回に活かさないといけません。今回はその辺を探し回り、なんとか振れるくらいの丸太をつかいました。

シカはこちらが近づくと逃げるのでまだ落ち着いて狙うことができます。それでも相手は必死ですし、牡鹿なので角もあり、集中しないとやられます。

何回か狙いを外してしまいシカには申し訳ないことをしましたが、頭におろせると一回で昏倒してくれました。次回からシカのためにも1回でできるようにならんといけません。

その後はすぐに止め刺しへ。ここはイメージ通り、首のあたりの頸動脈を一太刀で切ることができました。呼吸が徐々にゆっくりになっていくのも確認できます。

完全に絶命したところで川に運びます。いちおう川に近い場所に仕掛けていたので全然歩ける距離ですが、実はこの日は昼前からバイトがあるんであまり時間がなく。とりあえずバイトが終わる夜まで川で冷やしておこうと考えたんですが、やっぱ重いです

これも次回に活かすべき点ですが、運搬方法を考える必要があります。

今回はロープをもってたので脚を木に結びつけてなんとか運びましたが、ソリとかあったら楽でしょうね~。あと単純に2人いたら楽です。

解体のときに分かったんですがシカって内臓がめちゃめちゃデカいんですよね。特に胃が。なので先に内臓をだしてから川に運ぶってのもありなのかもしれません。とりあえずよくロープを持って行ってたなと自分を褒めたい(-∀-)

川で冷やしておくのは結果からいえばかなり良かったです。臭み抜きの処理を特にやらなくても獣臭さはなかったし、今後もできれば川のそばに仕掛けるようにしたいですね。止め刺ししてすぐに解体、そして肉を冷蔵庫に保存できるなら川で冷やさなくてもいいらしいですが、なんせ解体も初でそんな手早くはできないので今回はこんなかたちにしました。

カラスとかにいじられるんじゃねーかとか思ってましたが案外そんなことはなかったです

初解体の感想

解体を始めたのはバイトが終わった夜。

シカを獲って解体した!って言葉だけ聞くとなんか楽しそうな雰囲気ありますが、実際にやってみるとかなりのエネルギー使います。慣れてないのもあり、3人がかりでやった解体は2~3時間くらいかかったかも。しかも次の日授業。

今後に活かすために思ったことは、まず解体する場所がほしい。

当然下宿先で解体なんてできず、今回は大学の寮で軽トラの上でやりました。なかなかクレイジーな絵面です。

まあ解体所とはいかずとも水を使えてかつ肉を置ける台がほしいですね~。食べるのは自分たちだけってのもあって今回はかなり雑というか衛生的にはまずい解体をやっちゃったので。部位とかもちゃんと分けきれなかったし。肉に毛もついたし。

あとは吊るす、あるいは足を上げて体を浮かせるような仕組みが欲しいです。軽トラの上で寝転がしてやるとどうしても汚れるし片側ずつになって効率も悪いです。

軽トラの頭の方にシカの脚をくくったりするか、解体用ハンガーを使って木から吊るかを考えた方がよさそうです。そう考えると山で解体するほうがいいかもですね~

でも解体自体はそこまでつまらずにできたかなと思います。骨を断つためにのこぎりは必須でした。あと必ず取ってほしいのが”タン”。シカのタンの猟師人気が高いことはネットで知ってたのでタンも切り取って食べることにしましたが、めちゃめちゃおいしかったです(´∀`)

そこまで大きくはないんですが、シカ肉の中では脂が多い部分。シカのタンをみて初めて牛タンのでかさに気付きました( ^ω^ )。あのデカさの舌って、、やばいですね

ちなみにタンをとるときは口の方からではなくのどの方から、下あごにひっついている部分を切って引っこ抜くときれいに取れます。

個人的には肝臓や心臓も食べてみたかったんですが、川で冷やしている間に流されたのか消えてしまいました。。。他の内臓は残されてたのになぜかこの2つだけ…

他の内臓は山に埋めておきました。すぐに他の獣に掘り起こされて食べられるらしいですが、そのまま放置はさすがにダメです。

さて解体を終えてとりあえず長かった1日が終了しました。

この後は持ち帰った肉の下処理を行っていきます。シカ肉には薄い膜や筋が多く、でかいものは取り除いた方が食べやすそう。あと毛もついちゃってるのでそこも取り除きつつ、適当なサイズにきって冷凍していくことにしましょう(`・ω´・)ノ”

ということで次回はシカ肉の下処理とタンやステーキのレシピも書いていこうかなと思います~

初捕獲した新米猟師として、

  • とにかく準備が大事。気持ちの面でも道具の面でも
  • 捕獲後のことも考える。とくに解体場所!
  • シカを獲ったらタンはぜひ食べてほしい!

ってほんとに実感したので、ぜひ参考にしてみてください(´∀`)笑

怖いけどいつかイノシシもとってみたいですね~。あと賛否あると思いますが自分で食べるものを自分で獲るっていう体験は実はあんまりできないことですし、興味がある人はぜひチャレンジしてみてほしいと思います。

やりたいと思ったことをできるのはやっぱり大学生の強みですね。最後までお読みいただきありがとうございましたヽ(^ω^)ノ

いじょう、そらめまめでした~

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