狂気のラストにしびれたい。『セッション』のあらすじ感想

出典:eigakansou.com

今回は洋画『セッション』(2014)のレビューをさらっと書いていきます!

原題は『WHIPLASH』、劇中でも何度か演奏されるジャズ界では有名な曲。ちなみにむち打ち症っていう意味らしく、ドラマーにとっては負荷が高い曲なんだとか。

その題名通り、ドラマーを目指す若者と鬼教官のぶつかり合いの話。

いろんな友達におすすめされてたけど中々観れなくて、やっと昨日みたその興奮のまま記事かいてます(´∀`)

で、ぶっちゃけ期待以上にはまりました。めちゃ面白かった、とくにラストはずっと口開けてた。。

僕は音楽が前面にでてくる映画がとにかく好きなので、(ストーリーの方向性は全く違うけど『グレイティストショーマン』とか『ピッチパーフェクト』とかw)そんな人には間違いなくおすすめしたい作品

でも、クレイジーな指導者と劣らずクレイジーな若者のぶつかり合いのストーリーということもあり、バイオレンスな場面もあるので苦手な人は厳しいかも。正直、主人公も人としてはけっこうやばい分類ですし。

ってことで、あらすじと感想、最後にネタバレ込みの感想を書くのでまだ観てない人もぜひ参考にしてください~(`・ω´・)ノ”

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『セッション』あらすじ

一流のジャズドラマーを目指し、名門音楽大学に入学したアンドリュー・ニーマン。日々練習を重ねるなか、ある日伝説の教師フレッチャーにスカウトされ、彼のバンドに所属することに。

夢に近づいたことを喜ぶアンドリューだったがそこから始まったのはまさに鬼、フレッチャーの超スパルタレッスン。自身の理想に完璧に応えることを望むフレッチャーは些細なミスでも見逃さず容赦ない罵声を浴びせます。

いまの社会でやったらパワハラでしょうね(-∀-)

狂気的ともいえるフレッチャーのレッスンはますます加速し、アンドリューもドラムのポジションを勝ち取るために血のにじむ努力をしてなんとかフレッチャーに応えようとしますが、、さてラスト9分、どんな展開がまっているのか

いきすぎた熱血指導はどんな結末をうむか、予想がつく人も多いはず。しかしそこを1歩超えてくるのが『セッション』の凄さです。

主人公アンドリュー・ニーマンを演じるのはマイルズ・テラー。そしてフレッチャーを演じるのはJ.K.シモンズ。シモンズはスパイダーマンシリーズのJ・ジョナ・ジェイムソン役としても知られてますね。

あとアンドリューの恋人ニコル役、個人的にめっちゃ可愛いかった(´・ω・`)。メリッサ・ブノワという女優さんらしい、ドラマ『スーパーガール』で主演のスーパーガール(スーパーマンのいとこ)を演じたりしてるとか。

『セッション』はシモンズがアカデミー助演男優賞を獲得し、同時に編集賞、録音賞とアカデミー3部門受賞の作品となりました。作品賞、脚色賞にもノミネートされ、高く評価された映画です(`・ω´・)ノ”

映画『セッション』予告編

感想

とにかく俳優がえぐい。

狂気を演じるのがうまい。フレッチャー役のシモンズはアカデミー助演男優賞を獲りましたが、個人的には主人公アンドリューが醸し出す絶妙なクレイジーさと、それがときどき爆発する瞬間のリアリティが好き。間違いなくできた人間じゃないし、周囲から応援されるタイプでもないと思う。

でもこれくらい感情をあらわにできるのも羨ましかったり。文字通り血のにじむ努力をしてるからっている背景もあると思いますが。

で、最後の展開もすごく好き。上映時間が100分ちょいと、そこまで長くない映画なので「どこでどうやって終わるんだろう」って観てたんですが、いや~よきでした。カメラワーク、ライトの映し方も相まってほんとに魅入っちゃうラストシーン。

感情移入して楽しむような映画ではないけど、前半をへて後半に昂揚感をおぼえるような感じなのかな。とにかくラストのためにすべてがあるように感じました(´∀`)

上映時間が短いので、変に間延びしないのも個人的にプラス。

最後にもちろん、演奏や音楽がいい

劇中でのバンド演奏も最高だし、フレッチャーがジャズのピアノを弾くシーン観てかっこいいなって思った!ジャズバンドの知識なんてぜんぜんないし、曲名も初めて聞いたけど何となく聞いたことあるメロディーで楽しめる。

バイオレンスでしんどいシーンが多く、けっして気持ちのいい映画とはいえませんが、それがあっての『セッション』。観てない人はぜひ!!

いまならユーネクストの見放題にも載ってますし、アマプラやHuluでも観れますよ( ´ ▽ ` )ノ

ここからさきはネタバレ注意!!

最後にネタバレ含みつつ、もうちょっとだけ。

とりあえず恋愛関係をだらっと描かずに、スパッときってくれたのはすごく嬉しかった笑。あ、これなんかドラムと私どっちが大事的な流れやんのかな~めんどいな~って思ってたらあっさりアンドリューから言い出してくれたし、潔い。

でも後半で連絡し直すのはまあアカンやろって思ってたらやっぱダメだった。どんまいアンドリュー。

ニコルかわいかったからもうちょっと観たかったなって思わなかったとはいえない。

コネリーたちライバルへの言い方とか、交通事故おこす下りとかはまったく感情移入できないし、ほんとにやべー奴なんだけど、友達なんていらない、忘れられない音楽家になりたいって望むアンドリューの信念には合ってるのかも。

だからこそ、最後で彼女に戻らず、フレッチャーにも突き落とされる筋書きでよかった。

ラストシーンが有名っていう前情報がなかったから、フレッチャーのピアノを聞いて、フレッチャーと話して、なんかわだかまりを消して違った人生を歩むエンドかと思ったからなお嬉しかった。そこでフレッチャーがもつ彼なりの信念ってのが言葉でしっかり表されたのもありがちっちゃありがちの展開だったし、ハッピーエンド的な感じか?とおもってました

したら、フレッチャーが「ではまず新曲を」

いや~いいね、フレッチャー。わざわざ最高の舞台で突き落とすとは。正直「うおおおお!」ってテンション上がったし、いっかいお父さんとハグして、アンドリューが覚醒するときは鳥肌でした。

何度もいうけどカメラワークや照明がすごく緊迫感をだしてくれてほんとに興奮した(o^ω^o)

挫折してもあきらめないとか、努力すればとかそんなテーマじゃなくて、信念から生まれる狂気のぶつかりを見せつける映画だなって感じました。面白かった、最後の爆上げのためにまたアタマからみたい~

いじょうそらまめでした!

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