京大合格のために実際に使っていた物理化学のおすすめ参考書&勉強法

さて今回は、前回その重要さを語った理科について、主に2次試験にむけての勉強法や参考書を紹介していきます!

前回の記事で、「理科やんなきゃ!」とやる気になってくれた人も、全くなっていない人も、とりあえず問題を解いていかないといけません。

が、いきなり取り掛かってもどんな問題集を解くべきなのか、どのレベルから始めるべきかなど分からないこともあると思います。

そこで僕が実際にしていた問題集や参考書をもとに、「2次試験で7割」を目指す勉強法を書いていきます!

もちろん基礎固めから組み込んでいて、センター対策にも役立ちますので参考にしてください!

だ申し訳ないことに僕は物理・化学選択だったので生物と地学のことは分かりませんすみません…m(_ _)m

前回の記事でも書きましたが、僕は理科は基本的に勉強量がそのまま点数に反映されるものだと思っています。

なので、ある程度の点数を取るにはある程度勉強が必要です。そしてここでは2次試験で7割」を目指しているので、まあなかなかの勉強量が必要になります(o^ω^o)

では結局どれくらいの量が必要か?

いまから問題集を「基礎」「応用」「仕上げ&発展」の3つにレベル分けして紹介していきますが、「基礎」は5~6周・「応用」は3~4周・「仕上げ&発展」は2周以上解いてください。

これが最低限の量です。

もちろん丸っきり全問解く必要はありませんし、計算も最後までする必要なく式が合っているか確かめれば十分です。(問題集のやり方について詳しくはこちらの記事に書いています)

ただこの量は僕が実際にしていた量でもありますが、あのころの僕は真面目ボーイだったので定期試験にもしっかり勉強して(問題集を2,3周解いて)がんばっていました。

ってことは、ある程度の基礎はあった上でのこの量です。

つまり、定期試験や模試の理科であまりいい結果を残せていない人はこんな量では足りないってことです。

2次試験で7割」とはそういうことです。あ、センターで9割を狙う場合も「基礎」は絶対必要です。

あと、苦手な問題はその分野ごと何回も解き直してください。

ちょっとでも苦手意識があると本番でその分野の問題がでてくると焦ります。焦るとミスも増えてまた苦手意識がと悪循環に陥ってしまうので、しっかりと克服するのはめちゃめちゃ大事です。

ではここからはまず問題集の紹介をしていきます!

ちなみにここで紹介するのはド定番の問題集。あまり特殊()なものは紹介しません。

というのも、あまりむやみに問題集を増やしてほしくないからです。

「自分に合ってない」と感じて買い換えるならまだしも、問題集が多いとつい「これは終わった、つぎはこれ!」となっちゃって、1冊にかける時間が少なくなります。

ぶっちゃけ、僕は問題集にそんなに違いがあるとは思ってません(もちろんレベルや解説などは重要)。

どんな問題集でも、完璧にすればちゃんと実力はつきます。なので、「まずこの1完璧にする」意識でのぞんでほしいです!

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【基礎】となる問題集

リードα・セミナー

 

とりあえずこの3冊を紹介します。

とりあえず、というのは、基礎固めに使う問題集は基本的には学校で使用しているもので十分だからです。僕の学校では物理はリードαを使ってたので紹介させてもらいました。

セミナー○○という問題集も使用している学校は多いと思います。もちろん違う問題集を使っているならそれをやりましょう。あえて買う必要など全くありません。

学校が使う問題集は、学校が選ぶだけあって「単に公式に当てはめればいい問題条件を確認しつつ自分で公式にはめこまないといけない問題」という流れがとてもスムーズです。

これを繰り返すことが問題のパターンを身につけることにつながります。どんな問題でどの導出にどの公式を使うのかをひたすら練習できるからです。

上に挙げた問題集には、これは絶対に覚えるべき!というパターンはすべて入っています。だから、この【基礎】の問題集にはちゃんと時間を使ってください。

ほんとうに完璧にすれば、定期試験なんか当たり前に満点を狙えるはずです。

【応用】となる問題集

良問の風&名問の森

 
おすすめ度 ★★★★★
解説    ★★★★★
 
物理の問題集として有名な2冊ですね。
 
 
難易度は名問の森の方が圧倒的に高いです。自信がある方は良問の風をすっ飛ばしてもいいですが、基本的には良問→名問とうつっていってください。(ちなみに僕はすっ飛ばしました(´・ω・`))
 
 
まあ名前通り、問題の質はめちゃめちゃ良いです。入試問題も取り扱っているので色々な条件の問題を解くことが出来ます。
 
自分が分かるカタチに問題を整理する力・なんとなくこうなるんじゃないかと予測する力を鍛えれるので、初見問題にも対応できるようになります
 
 
またこの問題集は、あとで紹介する物理のエッセンスという参考書とリンクしてます。問題集の解説だけでは理解しにくいところもあるので、一緒に持っておくのをおすすめします。
 
 
問題数は良問が150題、名問が136題となっており、けっこうボリューミー。
 
2冊ともやりきるとなるとけっこう時間がかかるので、大学の難易度に合わせて勉強するのがいいでしょう。
 
具体的にいえば、旧帝大以上を目指す人やそうでなくても物理で稼ぎたい人は「名問の森」を完璧にすることがマストになってきます。ので良問もやる場合はハイペースで取り掛かることになると思います。
 
そうでない場合は「良問の風」を完璧にすることを優先し、名問の森はよくでる分野だけ取り組む用に使ったりするといいでしょう。
 

重要問題集

 
 
おすすめ度 ★★★★★
解説    ★★★★☆
 
 
この重要問題集シリーズも多くの受験生に愛用されてきた問題集ですね!
 
この問題集は問題数が多く、問題も基本的なA問題と応用的なB問題に分かれているのが特徴です。
やり方というか、まずやってほしいのはA問題を全部解くこと。センターで高得点を狙いたい!という人もこれくらいの問題はヨユーで解けるくらいに仕上げて本番にいってほしいと思います。
 
B問題のほうは旧帝大や医学部を目指すなら全問完璧にやりこんでほしいところ。そうではない場合は分野別に取り組んで弱点克服などに使いましょう。
 
重要問題集で少し残念なところは解説です。問題のレベルにしては少ないかな~ってところがいくつかあります。
 
分からないとこがあったら学校や塾の先生に質問にいきましょう。化学に関してはあとで紹介する参考書の「化学の新研究」を頼るのもオススメ。
 
わずかな疑問でも疑問のまま残すことがないようにしてください!
 

標準問題精講

 
おすすめ度 ★★★★☆
解説    ★★★★☆
 
こちらも有名な問題集です。標準問題精講の特徴は問題数の少なさ。90100題程度なので集中してやれば1ヶ月もあれば終わらせることができます。
 
しかし難易度はけっこう高めになります。コンパクトですが解法パターンを一通り見直しできるので、旧帝大以上を目指す人が問題演習量を増やしたいときに解くといいかな、と思います。
 

【仕上げ・発展】

 

各大学の過去問

ここまで基礎をやりこめば、あとは過去問で腕試しをするだけです。
 
「○○大の物理25年」などがあるならそれを買ってもいいですし、なければ普通の赤本でもいいです。
 
この段階はもう「仕上げ」なので、時間もきっちり計って、受験時間が90分なら90分通しで解いてください。
 
また1周目のときはとにかく点を取ることを意識してください。解ける問題を優先して解くことで時間配分も練習することが出来ます。
何年分解くかは受験までの残り時間にもよりますが、10年分解けたらいいんじゃないかなと思います。
 
解いた問題は必ず復習して、2周目のときはほぼ全部解けるように(満点防止のために何問かはぶっこわれ問題があるので、それは置いておきましょう(。・ω・。))
 
あと知識系の問題もいくつかでると思いますが、それに関しては一度でたものは覚えときましょう
知っていたら解ける問題というのは差がつくところでもあり、そういうところで細かく稼いでおくのも7割越えには必須です。
 
 
過去問をやるタイミングですが、受験直前にする必要はありません!
 
僕の場合、物理化学ともに全範囲終わったのが9月中旬~くらいで、それぞれ新しく学んだ分野をある程度やったら過去問を解き始めていました。時期にすると11月初めくらいでしょうか。
 
他の科目はもっと早く、9月半ばから解き始めていたと思います。それくらいに始めとかないと12月はセンターの勉強が中心になるので、思ったより2次試験の勉強ができなくなります。
 
 
なので、過去問と問題集はある程度並行する形になりますね。過去問は点数が出る分モチベーションになりやすいので、そこも上手く使えるようになりましょう!
 

化学の新演習

 
 
おすすめ度 ★★★★★
解説    ★★★★☆
 
 
化学に関してはこの問題集をやり切ればもうOKです。
 
 
化学の新演習は問題のレベルの幅が大きく、基本的な問題はわりと簡単に解けますが、難易度が一番高い問題になってくると何をしたらいいかわからない・最初の設定が理解できないといった問題が増えてきます。そういう問題に対して初見でどこまでいけるかを鍛えることができます。
 
同じ設定の問題が本番で出る、なんてことはまずないですが、思考力・想像力をつけることが出来るのでおすすめです。
 
有機や化学平衡などよくでる分野は解いておくといいと思います。難易度別で分かれているの
で、志望校に合わせて問題を選べるのも特徴ですね。
 
 
 

おすすめの参考書

 
最後に参考書の紹介をします。僕は、分からないとこはとりあえず先生や友達に聞く派だったんですが、そんな僕でも重宝していた参考書がありました。
 
物理化学それぞれ1冊だけです。思ったより少ないですか?でもそのぶん、ずえっったいに買うべき参考書だと思ってます。
 
持っていて損はしないと言い切れます。といってもかなり有名なものですがω`)まだ持っていない人はぜひとも買っていただきたい2冊です!
 

物理のエッセンス

 
 
物理はこちら、「物理のエッセンス」です。問題集の方で紹介した「良問の風」「名問の森」とリンクしている参考書としても有名ですね~。
 
特徴はなんといっても分かりやすさ。図や絵が多いのももちろんですが、個人的には公式の導出のときの考え方がめちゃめちゃ丁寧で助かりました。
 
とくに電磁気の範囲ではお世話になってました。分野別に2冊ありますが、2冊とも買ってください!笑
 
例題ものっているので、実際に演習しながら考え方・使い方を学べるのもメリットです。解くのが楽になるちょっとした裏ワザなどものっているので、「良問の風」「名問の森」を解く予定がなくても持っておくべき参考書だと思います!
 

化学の新研究

 
 
化学の参考書はこれ1冊あれば十分です。見たことある人ならわかると思いますが、決して過言ではありません。
 
ページ数は750p以上、厚さ3センチの中に化学の知識がこれでもかと詰め込まれています。
 
 
かなり詳しいところまで掘り下げているので2次試験の問題にもしっかり対応できます。
 
でもそんなに詰め込んでたら分かりにくいんじゃ…と敬遠する人もいるかもしれませんが、実際に読んでみると文章はすごく丁寧で読みやすくなってます。
 
分かりやすく、噛み砕いて説明したらついつい量が多くなっちゃった、、みたいな参考書です。
 
なぜこんな現象が起きるのかを解説してくれるので、ただ覚えるだけ理解して覚えるに変えることができ、より問題が解きやすくなります。
 
 
ほんとうに文章が読めないんです…って人には残念ながら向いてないかもしれませんが、ぜひ一度手に取ってほしい参考書です!
 
大学で化学を使う人はそこでも役に立つので捨てずにとっといてくださいね!
 
 

まとめ

 
さて、前回と今回あわせてとにかく理科をしよう!という話をしてきました。とりあえず覚えておいてほしいのは
 
  • 2次試験では理科で点を稼ぐ
  • 理科は勉強した分点数が上がる
  • 理科は基礎が大事、問題集は何周も解く
 
この3点は最低限覚えておいてください。
 
難関大になるほど2次試験が大事になってきますし、問題のレベルも上がります。そんなときに努力で稼げる科目が理科なんです。
 
 
上で書いた量は確かに多いかもしれません。が、それを途中であきらめて、妥協して、7割をとれるはずがありません。
 
逆にこの量をちゃんとこなして、問題集を1冊ずつ完璧にすれば7割とれるようになります。
 
 
決して焦らずに、必要なら何周も解き直してコツコツと固めていきましょう!
 
以上、そらまめでした!