今回は一人暮らしだろうが最低限の野菜は食べときたい!という意識高めの人にももってこいな記事。
「野菜感」がすごいピーマンについて書いていきます(-∀-)
子どものころからずっと苦手な人も多いこのピーマンですが、個人的には、とくに栄養と調理面からおすすめの野菜です。
僕の中ではピーマン=肉詰めの固定観念がありまして、実際に一度やってみたんですがけっこう労力がかかり…まあ美味しかったんですが。
で、もうピーマンはいいかな~と思っていたんですが調べてみると簡単にできるレシピがいっぱいあるやないか、と。そのうちいくつかやってみるとマジで簡単にできたので後半ではその簡単自炊レシピを紹介していきます(´∀`)
まずはピーマンの栄養や保存法について書いていきます~
ピーマンの栄養価
野菜感がかなり強めのピーマンですが、その栄養価は実際どうなのか…
一番の特徴はやはりビタミンCの含有量。青ピーマンだと100gあたり80mg、赤ピーマンだとなんと170mg含まれている。
この青と赤の違いは後でさらっと説明します。
他の野菜だと芽キャベツやニガウリ、あとはブロッコリーもビタミンCが多く含まれていることが知られている。また果物にも多く含まれていることも有名。
ちなみにビタミンCのイメージが強いレモンだが、ピーマンと比べると含有量は半分くらいにすぎないらしい(´∀`)
ピーマンやパプリカの場合、軽く炒めて食べることも多い。そうやって油で炒めてもビタミンCは抜けないのがポイント。
ビタミンCはコラーゲン合成に必要な化合物だったり、貧血や壊血病を防いだり、抗酸化作用もあったりとかなり重要だが、果物で摂る場合は果糖をちょっと気にする人もいるかもしれない。
あと一人暮らしだとなかなか果物を買わない(-∀-)
となると、後で紹介するように実は調理も楽なので、ピーマンはビタミンCをしっかりとれるおすすめ野菜だったりする。
そしてビタミンCのほかにはビタミンAも多めに含まれており、あの特有の香りをだす成分は血液をさらさらにしてくれる働きをもつ。
やはり醸し出す野菜感どおり、栄養面ではいい感じ。
ピーマンの色の違いは?
保存方法にいくまえに、実はさっきもでてきたように青ピーマンや赤ピーマン、あと黄ピーマンなどピーマンはいろんな色をもつ。
そして色によって栄養や価格も変わってくるのでけっこう重要だ。
基本的に果菜は熟れると赤くなっていく。ピーマンも同じく、青(まあ緑だけど)ピーマンが完熟した結果できるのが赤ピーマン。そしてその中間くらいに黄ピーマンがいる感じ。
あの緑のピーマンの苦みは熟してないからなんですね~。トマトとかも緑の状態で食べるとさすがに苦みや辛みがありそう(食べたことないけど)
で、熟していくにつれて栄養価は高く、甘みも増していくことになる。でも完熟した赤ピーマンだとそのぶん日持ちもしなくなるという欠点も。
かつお店だと値段も高め。青ピーマンの場合、だいたい1袋100円ちょっと。140~150gくらいでこれくらいなところ、赤ピーマンは100gで200円を超えてくる( ゚∀゚)
ちなみに色のついたピーマンもカラーピーマンと呼びますが、パプリカもその一種です。品種が違ってて、パプリカはピーマンよりもでかめですが。
やはり熟しているためピーマンと比べると甘みが強くなり、かつ栄養価も上がります。でもお値段もあがります。
赤ピーマンすげえってなるけど、実は赤くなることで失われるものもある。さっきも言ったように日持ちはしなくなるし、シャキッとした食感や栄養のとこで話した血をさらさらにする成分も熟れることでなくなってしまう。
みんなちがってみんないい、ということで。
青ピーマンも状態が良ければ冷蔵庫内で追熟して赤くなった!ということもあるらしい。そうなった場合ははやめに食べましょう。
ピーマンの保存方法
ピーマンは水けが嫌いなので、冷蔵保存の場合はキッチンペーパーにくるんでポリ袋にいれ、軽く口をしばっておけばOK。
きほん1週間くらいはもつらしい。
冷凍保存の場合は使う大きさに切り、下茹でしてから水気をとってジッパーなどにいれて冷凍する。ただ冷凍しちゃうとどうしても食感は失われる。
あのシャキッとした食感がほしい人は、できるだけ冷蔵保存で1週間以内に使いきるようにするべきかもしれない。
なお冷凍したピーマンは解凍せずにそのまま炒め物やみそ汁などに使いましょう。
ピーマンの簡単自炊レシピ
最後に簡単に一皿増やせるピーマンの自炊レシピを紹介。せっかく栄養が高いピーマンなのでどんどん食べていきたいところです。
野菜炒めに入れたりしても緑がはえるし、食感もよくなるのですごくおすすめ。とくに中華系の料理には欠かせない。
だが冷蔵庫をみるとピーマンしかねえ…というときもまれにある。まれにね(´∀`)
でもピーマンだけでもつくれる副菜もあるのだ。しかも簡単で、ふつうにおいしい。これを知るととりあえずピーマン買っとくか、とならなくもない。
そのままレンチン、ピーマン丸ごとお浸し
まずピーマンを耐熱容器にのせましょう。そして酒を軽く振ります。ピーマン1つに小さじ1くらいです。でラップしたらレンジへドン。
1つだと500Wで3分くらい。けっこうしんなりしますし、もう少し柔らかく!って思ったら追加で加熱していけばOK。
はい、完成ですよ。いやマジで笑
めんつゆやポン酢、鰹節なんかをふりかければもうお浸し。これがなかなかどうしてウマいんですわ。
ピーマンの青臭さは消えて、食感もしんなりするぶん丸ごとでもパクっといける。種やワタを取る必要もなし。そしてピーマン食ってる感がすごい。かつほんとに丸ごとなので栄養も逃さずばっちり。
写真みたいに1個だけだとちょっと寂しくね?と思うときもあるけど笑
これは和風のお浸し風だがもちろん他の味付けもあり。よくある無限ピーマンのような中華の味付けにするならごま油や鶏ガラスープのもとを振りかけてもいいし、とにかく簡単。
無限ピーマンのレシピはこちらから。じみにツナ缶つかうところがめんどくさかったりするんですよね~笑
でも見た目のインパクトがあっておもしろいので、パパっともう1品ってときにはおすすめできるレシピ。
ピーマンのピザ風
こちらは人気のピーマン肉詰めのアレンジレシピ。
肉詰めの場合、火の通し具合とか肉が外れないようにとかが意外と難しい。あとタネをつめるときに手が汚れたり。
ってことで、肉以外のものを詰めちゃおうってことです。ピーマンのあの形は詰めるのに最適ですからね(´∀`)
詰めるのはなんでもいいんですが、できれば調理済みの余りものを活用するのがいいかも。火の通りを気にしなくていいし、手間もはぶけて余りものも消費できるとメリットがいっぱい。
今回はピザ風にしたいのでチーズは必須。スライスチーズでもピザ用チーズでもなんでもいいがとりあえずとろける系のチーズを用意しとけばもうピザになる。
てなわけで冷凍庫に眠っていたミックスベジタブルをつかってピザ風ピーマンをつくっていく。もちろんハムやベーコンを小さくカットして入れたりするともっと美味しい。ただめんどくさかったのでミックスベジタブルのみでつくってみた( ^ω^ )
まずはピーマンを縦に切って、たねやワタ、ヘタを取り除く。別に食べれないわけじゃないけど詰めにくいので。だいたいでいい。
そして具となるものを詰めていく。チーズが好きな人は先にチーズを敷いといてもOK。今回はミックスベジタブルをてきとーに詰めていきます
で、ここにケチャップとかかけてもいい。まあ出来上がってからつけてもいいし、お好みで( ´ ▽ ` )ノあとは上にチーズをのせてオーブンで焼いていきます。
なおオーブンがない人はフライパンで代用できます。洗い物はふえますが笑
ちなみにレンジでやるとチーズが完全に溶けちゃうのでやめときましょう(経験済み)
オーブンは200度に予熱しといて10分くらい。個数によって変わってくるので足りなそうなら追加で加熱を。ただ調理済みの具材を使っとけばそこまで火の通りを気にする必要はないのでチーズのとろけ方とかできめちゃってください。
アルミホイルの上にピーマンをのせて焼けば、食器代わりにもなるので楽です。ずぼらですいません(-∀-)
こんな感じ~
あれさっきの写真とちがくね?と思った人、その通りです。
じつは準備段階の写真につかっていたピーマンたちはレンジ加熱によりこうなっちゃいました
完全に溶けちゃってますね~。まあこれはこれでおいしかった(´∀`)
ってことで二度目のチャレンジでつくったのが完成写真。バイトの賄いでもらったチキンを申し訳程度にいれてます笑
オーブンでつくることでピーマンのシャキシャキ感がそのまま残って味わえるので、食感がすごい楽しいのが特徴。かといって苦みは上のチーズや材料で消えていくので苦手な人にもおすすめできるレシピかも。
材料をつめてレンジに任せるだけなので失敗することはないし、材料次第でいろんなアレンジもできる。シーフードミックスを使えば海鮮風になるし、あとはソースとして余ってるトマトソースを使ったりレトルトのカレーソースをつかったりすれば色んなピザがつくれちゃう。
1つ1つが小さいのでいろんな味を楽しめることもポイントかも。つくるときはまとめてつくっちゃったほうが効率は良さそうですね( ´ ▽ ` )ノ
また今回はピザ風にしてみたが、ご飯詰めというのもテレビでやっていた。伝説の家政婦”志摩さん”のレシピですがこれも美味しそう。詰めるときにご飯に味をつければバリエーションも増えるし。ゴマと味噌で和風とか。
余りもの消費や彩りに役立ちつつ、簡単にできて野菜もとれるというかなり便利な自炊レシピなのでぜひやってみてほしい(`・ω´・)ノ”
まとめ
今回は一人暮らしにとっては地味におすすめで便利な食材であるピーマンの特徴や簡単自炊レシピを紹介しました!
栄養面の特徴として、非常に高いビタミンC含有量をもつピーマン。そのビタミン類含め栄養をしっかり取れるピーマンの丸ごとお浸しはけっこうおすすめできるレシピです。
またピザ風ピーマンのほうは詰めるものを自分好みにしていくだけでどんどんアレンジできます。
どちらも基本的にレンジやオーブンに任せるのみの簡単レシピなのでぜひやってみてください(´∀`)
苦手な人も多いですが、きれいな緑色といい、実は調理が簡単な点といい、普段の食事を少しグレードアップさせるのにお手軽な食材。今度みかけたらとりあえず買っときましょう!
いじょう、そらめまめでした~