【ニホンミツバチ養蜂】分蜂群の強制捕獲&飼育開始!

*たくさんのハチが集まってつくる蜂球という現象の写真があるので、集合体恐怖症などそういった写真が苦手な方は注意してください!*

さて、4月から5月といえばニホンミツバチの分蜂ですよね(´∀`)

今年から始めたばっかりの養蜂ですが、週末養蜂さんを参考にして巣箱をつくり、なんとか待ち箱設置まではこぎつけました!

そして二ホンミツバチの研究を行っている京都先端大学に突撃し、待ち箱設置の許可をいただいた結果、、

分蜂群を捕獲することができました(`・ω´・)ノ”

ということで今回は、初の分蜂群の捕獲とその飼育がはじまって1週間、感じたことを書いていきたいと思います~

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分蜂群の強制捕獲

前回も説明しましたが、二ホンミツバチの養蜂は野生のものを捕まえるのが基本です。そのときに利用する性質が”分蜂”というものです。

これは分蜂する直前の写真。ハチたちが飛び立つ準備をしてます。

もともと巣には1匹の女王蜂がいますが、新たな女王蜂が誕生すると、もとの女王バチは仲間を半数ほど引き連れて新たな巣を求めて旅たちます。これが分蜂群です。

この群れをうまく巣箱におさめることができれば、そこで巣を作ってくれるので養蜂ができるようになります。そのためハチが好む場所に箱を置いて、入ってくれるのを待つというのが方法になります。

ただし、分蜂しそうな巣が近くにあるならもっと効率のいい捕獲ができます。それが今回紹介する強制捕獲です。

分蜂したハチは木の根元などに蜂球をつくる性質があります。

この蜂球をごそっと巣箱のなかに取り込み、女王蜂を巣箱に入れることができれば、ハチたちはそこで巣をつくってくれるわけですね。

そして先端大学に何度か手伝いにいったとき、実際に分蜂が起こったのでその蜂球を捕獲する作業をやってきました!

こんな感じで木の根元とかに蜂球をつくります

作業はシンプルです。分蜂しているハチはあまり攻撃してこないらしいので、(いっても一応防護服と手袋はつけましょう)蜂球のしたに巣箱を構えて、手で落とし込みます。そして蓋する。

女王蜂さえ中に入ってくれれば、もれでた働きバチたちも匂いにつられて中に入っていきます。あとはハチが落ち着くのを待ち、早いうちに飼育場所へ移動させればおk。

実は二ホンミツバチはセイヨウミツバチと違って、巣箱の移動を極端に嫌います。というか、移動すると元の場所に帰ろうとするんで迷っちゃうんですね。かわいいですね~

でも迷って戻れなくなったハチはそのまま死んでしまうので、注意が必要です。2㎞以上の移動なら問題ないといわれてますので、近い距離を移動したい場合はめんどくさいけど一旦2km移動して、少し落ち着かせて、戻ってくる。あるいは一日に数10㎝単位でゆっくり動かしていく必要があります(-∀-)

ただ、分蜂捕獲直後ならそこまで神経質になる必要はないらしいですね。巣を作ってからだと上のような移動方法が必要になるとのことです。

でも基本的に振動を嫌いますし、二ホンミツバチは巣箱が気に入らないとすぐに逃げるといわれてます。移動の際はできるだけ刺激しないように運ぶのがポイントです。僕らは車で運びましたが、膝の上で巣箱を抱えて運びました。どきどきでした(´∀`)

分蜂捕獲の注意点

強制捕獲するときには、その分蜂群にほんとに女王蜂がいるのかを見極めることが大事です。ハチたちは女王蜂がいなくても蜂球を作っちゃうんですね、なぜか。なのでそうした群を捕まえても、結局は女王蜂がいないので逃亡してしまいます。

実際に今回、いくつか分蜂群を捕まえましたが、最初に捕まえたものは逃げてしまったらしいです。

蜂球の規模の大きさや、形がきれいな丸になって集まっているか(平べったいものは無王群の可能性が高いとのこと)を確認してから捕獲しましょう。

上の写真の状態だとまだ不十分。もう少し球体に近くなったのを確認してから捕獲しました。

捕獲後の巣箱内での状態をみることでも、女王蜂がいるかどうかを確認することができます。写真をとれるような構造にしとくと便利ですが、捉えた群れが巣箱内でも蜂球のように一か所で丸く固まってるなら女王蜂がいます。逆に一か所にまとまらず、内壁全体に広がっているときは残念ながら女王蜂がいない可能性が高いです。

このように蜂球をつくってたらだいじょうぶ!

また上でも言いましたが、捕獲した場所から飼育場所へと移したいときは注意が必要です。まだ巣をつくってない状態なので近い距離の移動でも大丈夫ですが、振動を与えることは極力ひかえて移動させましょう。

これは移動させたあとの写真。手前側のように、板などをしいてバンドで固定することでハチが出れないようにします。このあとバンドをほどいて、奥の重箱の上にゆっくり重ねてやれば移動完了です。

二ホンミツバチが逃亡する理由は蜜源がないor巣箱が気に入らないがほとんどです。待ち箱に自然入居した場合はそこを選んできてるので”気に入らね~”とはなりにくいですが、強制捕獲の場合は状況が違います。

自然と比べると巣作りにはいい環境がととのっていますが、振動が多いと外敵と思って逃亡することも多いです。

移動させるときは、ハチたちが巣箱に戻っている夜や朝方に巣門を閉めて巣箱から出れないようにし、運び出すようにしましょう。

最後に、分蜂時はおとなしいといっても刺すことはもちろんありますし、何と言っても数がすごいです。羽音がうるさいくらいブンブンいます。下手に刺激するとどうなるかわかりません(´∀`)。

なので防護服や手袋をして、かつ無理せず取れる位置に蜂球ができたときに強制捕獲にチャレンジしてみましょう。集合版とよばれるものを使って、蜂球を狙った位置に作らせる方法もあるみたいなのでそれを試すのもありですね~

いよいよ飼育スタート

ということで、確保した飼育場所にハチたちをうつしてきました!

教授に突撃して、なんと大学内で飼うことに成功しました(-∀-)。言ってみるもんですね笑

飼育場所として注意点は暑さ対策がしっかりできる場所。

  • 日中の直射日光があたらない
  • 巣門の前が開けていて見晴らしがいい
  • 蜜源となりそうな植物がある

ことには注意すべきとのことです。

二ホンミツバチは2~3㎞まで蜜を探しに行きますし、近くに森があったらほぼ蜜源としては大丈夫でしょう。ただ針葉樹のみの人工林の場合は少し問題です。ほかにも花を咲かせるなら雑草からでも蜜を集めてこれるので、すっごい都会に置かないかぎりは大丈夫だと思います。

もし日光が当たる場所しかないときは、日よけ用の板を立てておくのが効果的です。他にも夏に暑そうならすだれをかけたり、冬はアルミシートで覆ったり調整してあげましょう

入居後の管理として重要なのはあまり刺激を与えないこと。気にはなりますが、頻繁に巣箱内をのぞくことはやめます( ^ω^ )

でも巣箱を出入りするハチの姿をみるだけでも癒されるので問題なしです。花粉をかかえて戻ってきてたら巣を作り始めてる証拠。

そして忘れてはならないのがアカリンダニ対策ですね。

京都もふくめて、このアカリンダニによって数年前はほとんどの二ホンミツバチが全滅するという現象が起こったようです。ハチに寄生し、どんどん感染していくのでタチが悪いです。しかも、治す方法というのはありません。

のでできる限りの対策として、メントールを巣箱内に設置して予防するのが大事です。そのためにスノコ部分を用意してメントールを置けるスタイルの巣箱が週末養蜂さんでも推奨されてます。

ただこのメントールの匂いはハチも好かんらしいんで、入居後すぐではなく1ヶ月後くらいに行うようにしましょう。そんときに継ぎ箱もしちゃおうかなと思ってます。

まとめ

今回は分蜂群の強制捕獲、そしていよいよはじまった飼育についてかるく書いてみました(´∀`)

現在僕らが飼っているのは3群。もう少し増える可能性もあるので、巣箱づくりも並行しておこなってます。

飼い始めてから、今日天気悪いけどだいじょうぶかな、ちょっと暑すぎるかな、逃げたりせんかな、とずっとハチのことを考えてます。ペット感覚になってますね(-∀-)

でも実際に、ハチたちがあの狭い巣門から飛び立って戻ってというのを見ているとほんとに癒されます。親ばかかもしれません(-∀-)

とりあえずここから1ヶ月ほど様子をみて、逃げないことを祈るばかりですね~。それくらい経てば、おそらく安定して住み続けてくれるはず。以降はメントール対策やスムシ対策の掃除などしつつ、のんびり飼っていく予定です。

次の記事が逃げた報告じゃなけりゃいいですね~。そらまめでした!

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