共通テストは難しい!?センター試験との違いや特徴をわかりやすく解説

今回は2020年度から開始される共通テストについて、先日行われたプレテストをもとに特徴や注意点を見ていこうと思います!

現行のセンター試験から大きな変更点がうまれましたね~おそらく聞いたことはあるでしょうが、「英語4技能」「記述」「難化」が主なキーワードになります

そう、今回一番伝えたいのは「難しくなる!!」ということ。

そうなる原因はここから説明していきますが、難しくなるってことはしっかりと準備・対策をしていく必要があります。

のでそこに気付くきっかけの記事になったらいいなと思っております!

どういう勉強をしていくべきかもチラチラ書いていくのでぜひ参考にしてください~

*追記:外部試験と記述問題の導入は、2020年度の1次試験では見送られることが決定しています。*

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英語の試験が大きく変わる!

センター試験からの変更点、そして共通テストの大きな特徴が英語の試験になります。先ほども言いましたが、難しくなってます(;^ω^

4技能をはかれるテストにしよう!というのが大学入試センターの思惑のようです…つまり「読む」「聞く」に加えて「書く」「話す」の実力を確かめたい、ということらしい。

そりゃ難化しますよね( ^ω^ )

そしてその難化の原因ともいえる3つの主な変更点が「配点が変わる」「問題形式が変わる」「外部模試の導入」です。この3つについてそれぞれ詳しく説明していきます。

配点が変わる

センター試験では英語の内訳は筆記200点・リスニング50点でした。

割合では4:1、あきらかに筆記のほうに重点が置かれています。

各大学の傾斜配分にもよりますが、リスニングを最悪「捨てる」ということができたわけです。捨てずとも必死に勉強する必要はありませんでした。。。

しかし、共通テストではこの割合がずばり1:1になります。

筆記100点・リスニング100点になるんです。

これはいうなれば革命です。リスニングでもがっつり差がひらくテストになってしまったわけです。受験生にはリスニング対策が否応なく必要になります。

かつ、センターでは全問題が2回読みの形式だったんですが共通テストでは一部の問題は一回読みになります(;д;)

これは痛い…

のちほど説明しますが、共通テストでは英検などの外部試験の受験も必要になります。外部試験でもリスニングの配点は高いので、リスニングはしっかりと鍛えないといけません。

ただ、この変更は将来的にみるとプラスに働くと思ってます。日本人は英語を「読む」ことより「聞く」(あるいは「話す」)ことが極端に苦手です。

大学生や社会人になってから資格試験を受けるときにも多くの人がリスニングに苦労します。

その原因はもしかしたらセンター試験のリスニング軽視配点にもあるのかもしれません。

共通テストにより、高校からリスニング重視のカリキュラムが組まれていけば必然的に個々のリスニング力も上がりますし、どんどんグローバル化が進むなかでは必要な能力となるでしょう。

とりあえず共通テスト対策として、リスニングを鍛えるというのはマストになりそうですね

問題形式が変わる

これもセンター試験からの大きな変更点です。

今までのセンターでは、簡単に言えば「発音・アクセント」「文法」「長文読解」の3つの大問から構成されていました。

しかし、共通テストでは基本的にはすべて長文読解になります。

つまり文法でささっと稼げていた点がなくなり、しっかりと読解して解く問題が増えることになります。

こうなると、出来る人と出来ない人の差が開きやすくなります。

より深い英語力が求められるわけですね~

ちなみにリーディングの時間は80分、センターと変わりません。やはり難化しそうな雰囲気ですね( ´△`) 

となると必要になってくるのは速読力と読解力。

時間との勝負になるので、問題文を全部読むのではなくピンポイントで答えがある箇所を見つける力を身につけないといけません。センター・共通テストの英語長文対策はまた別記事で紹介したいと思います!

センターを解いていて感じたことですが、長文読解は実は1番安定しやすい分野です。

8割、9割を取る人は長文では点を落とさず、文法や発音・アクセントで落とすというパターンがほとんど。

つまり長文をしっかり解けるようになれば共通テストではがっつり点を取れることになります。これが差が開きやすいっていうことなんですね~

長文読解は二次でも大事なスキルなので、しっかり対策したいところですね!

外部試験の導入

3つめの特徴が外部試験の導入です。

*2019年11月1日に、「外部試験導入の延期」が発表されました。なのでこれから先は当分必要のない情報となるので読み飛ばし下さい(けっこう頑張って書いたのに(´A`))なお延期については『共通テストの民間試験導入、延期へ…その背景は?』を参考にしてください…

どういうことかというと、受験生は「共通テストの英語」に加えて「英語の外部試験」も受ける必要があるということです。

大学が外部試験の成績をどう利用するかは今のところ下の3つの方式があります。

・スコアを出願条件とする(足きりに使うような感じ)

・スコアを外国語試験の得点に換算する(英検準一級で共通テスト英語は満点扱いになる、英語が免除される、みたいな)

・スコアが英語の成績に加算される。英語の得点として反映される。

ちなみに外部試験なんて使わない!という大学もありますし、成績書じゃなくても英語力を証明できる証明書(なんじゃそれ)があればいいよ、っていう大学もあります

もちろん各大学によって出願条件となるスコアの基準は違いますし、どう使うのかも異なります。志望大学が外部試験をどう使うのかは重要なので調べておきましょう!

導入される外部試験は?

ではこの外部試験にはどのようなものが含まれるのでしょうか?

現在(2019年9月)のところは下記の7試験です。

・ケンブリッジ英語検定

・実用英語技能検定(英検)

・GTEC

・IELTS

・TEAP

・TEAP CBT

・TOEFL iBT

*TOEICは2019年に取り下げが確定したので注意!

比較的有名なのは英検やTOEFLでしょうか。GTECは高校で取り入れているところもありますね~逆にケンブリッジ英語検定やTEAPは僕もあんまり知らないです。

実際どの試験を受けるべきなのかはまた別記事で紹介したいと思ってます。→こちらで紹介してるのでぜひ参考に!

英検やTOEFLは受けたことがある人も多いと思うので、その辺をイメージしてもらうと分かりやすいでしょう。そういった試験の成績を提出する必要があるということです。

外部試験の成績評価

さて、受験生がみんな英検を受ければ成績評価もしやすいですがもちろんそんなことありません。受ける試験が違うのにどうやって成績評価するんでしょうか?

これにはCEFRという英語の基準が採用されます。模試の返却用紙で見たことある人もいるかもですが、CEFRでは語学レベルをA1~C2の6段階で評価しています。

上の7つの外部試験では、それぞれ「何点取ればCEFRのこのレベル!」というのが設定されているので、それに応じた成績評価になります。

CEFRの基準の目安や外部試験との対応はこのサイトをみると分かりやすいと思います。

英語4技能試験情報サイト

出願条件としての利用ではCEFRのA2以上が基準となっている大学がおおいですね~

英検でいうと2級をとっておけばOKになります。

外部試験を点数に加算する場合は6段階での点数評価になるんでしょうか…この辺は大学側の説明があると思いますが、それほど差はつかなそうですね。

外部試験が一番重要になるのは「ある程度とれば英語免除します、満点扱いします」大学の場合になりそう。

やはり大学が外部試験をどう使うかがすごい大事なポイントになりますね!

外部試験の受験方法は?

大事なことは、利用できる外部試験成績は「高3の4月~12月に受けたもの」であること、そして「利用しますと宣言した試験のうち受験が早かったもの2つが利用される」ということ。

2つめが少し分かりにくいですね。

受験生には共通IDというものが与えられます。外部試験を受けるときにこの共通IDを記入すると「この試験の成績を大学に提供します」という意思表示になります。

つまり、「成績の良かったものを利用する」ということはできません!

受験に使うとあらかじめ宣言した試験が成績提供されるわけです。

で、この共通IDを記入して受けたテストのうち2回目までの成績が反映されることになります。

もちろん同一の試験を2回うけても構いません。

しかし外部試験は受ける時期が決まっていますよね。

英検でいえば6月、10月、1月の年3回です。10月なんて二次試験あるいは共通テストにむけての受験勉強真っ只中ですから、そんな時期に英検の勉強なんてやってられません。

と考えると6月に受験してしっかりと結果を出しておきたいわけですね

他の外部試験でも同様、できるだけ早く合格したい。つまり高2のときからレベル的には英検2級くらいの英語力を身につけ、かつ外部試験にも対策していくことが必要になってきます。

ちなみに、最初は外部試験+共通テストが「英語の一次試験」となりますが、大学センターによると2023年度からは英語は外部試験のみの評価にする予定だそう。

予定なのでまだまだ分かりませんが、もし外部試験のみになると一次試験では英語の差はほとんどつかないかもしれません(6段階で評価するなら)。

ほぼ二次試験勝負ということになりそうですね~

共通テストの英語では4技能がキーワードになっています。ライティング・スピーキングも必要となる外部試験は大学の利用方針により重要度が変わってきます。

が、それ以上に重視されているのがリスニングではないか、と。

今までのセンターのリスニングは外部試験と比べると明らかに簡単で配点も小さかったです。それが共通テストでは筆記と同等のものになり、2023年度からは外部試験のみになる。

つまりより高いレベルでのリスニング力が求められていきます。

学校や塾でも、教えるべきは「大学入試用の英語」ではなく「言語としての英語」へとシフトしていきそうですね!

記述問題の導入

こちらも2020年度の試験では導入延期が決まっています…

じゃあ結局2020年度はどんな試験になるの?ってのは『記述式問題も延期へ。2020年度センター試験は結局どうなる?』でかいてるのでよかったら参考にしてください~

2つ目の特徴は記述問題の出題です。いままでセンター=マークという認識だったのでこの変更にはびっくりした人も多いはず。

僕もしっかり驚きました笑

採点もかなりめんどくさいと思うんですけどね~

さて、記述問題が導入されるのは国語・数学です。

プレテストによると、数学の記述問題は3問で計算過程や考え方などを記述するもの。それほど長い記述は求められていません。

国語では現代文から3問出題されており、40字程度・20字程度、そして最長で120字の記述があります。また、文章だけではなく図や資料も用いた問題の出題も多いです。

「確かに~。しかし~。」で述べよ、という風に記述の形式が決まっている場合が多いですね。

記述問題の出題によりどうなるか

おそらく数学はそこまで変わらない気がします。記述といっても証明問題が出るわけではなさそうですし、、

特別に対策をするというより、共通テストの模試やプレテストで記述込みの形式に慣れていくことが必要になってきますね。プレテストでは記述の形式がすこし独特だったことから正答率は低めでした。

国語の場合は対策が必要になりそうですね~。最長120字なので時間配分も重要になってきます。とりあえずマークするってことも出来ないので…

ただプレテストでは40字・20字の記述のほうは正答率も高かったので、正解できる問題ではあるということ。

逆に120字記述の方は正答率が1割にも届かなかったとか…次は4割くらいの正答率になるよう調整するとのことです。頑張ってください。

国語の記述では、採点基準となるキーワードや文章を解答に組み込めているかどうかが大事です。120字だと4~5つくらいそうしたポイントがあります。

二次試験の記述も同じですが、このポイントをしっかり押さえているかどうかで採点されます。

解くときはまずそのポイントを探し出して、それをつなげていくイメージで書いていきましょう。いきなり書き始めるよりはるかに効率がいいです。

また共通テストの場合、いくら記述といっても解答時間がそんなに長くないので比較的ポイントは見つかりやすいようになっている印象があります。

図や資料をつかっているのも見やすいからかもしれません。

あと記述式になって気になることは採点方法配点ですよね。これに関して、国語は少し特殊なカタチになるようです。

大学入試センターによると、「記述式問題の成績については、国語では、マーク式問題とは異なり、全体及び小問ごとの段階表示を行う」とのこと。

つまり記述式の問題はマーク問題とは別に採点されるようです。そして採点はA~Eの5段階評価で表される。

詳しいことは大学入試センターのHPから見ることができますが、まず小問1.2(40字くらいと20字くらい)と小問3(120字)がそれぞれ5段階で評価されます。

そしてその評価を対応させて大問の評価を決定するらしいです。説明するのが難しいのでHPを見てくれると助かります笑

まとめると、数学・国語ともに共通テストの記述に慣れていく必要あり。国語は二次でも同じですが、解答のポイントを速く正確にみつける練習をする。

とくに理系の人は国語の記述に触れる機会が少ないので要注意。大学センターがいうように4割程度の正答率の問題になると、そこでかなり差が開いてしまいます。

また記述の導入によって点数を安定させるのが難しくなるので、きっちりと古文漢文で点を確保することが重要です!

単語や句形など国語の中では暗記系が多いので、得点源にしやすいですよ!

問題全体の難化

最後の特徴はやはり難化するということ。

上に書いたように英語のリスニングや記述問題も難化要因ですが、シンプルにマーク問題も難しくなりそうです。

例えば物理や化学なら、いままでの選択肢は下のようになっていました。

①4.0×10ー10

②6.0×10ー10

③8.0×10-10

何が言いたいかというと、選択肢のほうに答えがそのままのっているので計算ミスをしても「あれ?なんか違うな」と気付いたりできたんですね。

時間がなくても勘で選ぶこともできたわけです。

しかし、共通テストでは物理や化学の計算問題も数学のような答え方が必要になります。

つまり、

1⃣×10‐2⃣3⃣

で1⃣2⃣3⃣に当てはまる数字を選ぶ

みたいな感じになります。こうなると自力で最後まで計算し、その結果をそのまま当てはめることになるので計算ミスのリスクも増えます

諸々の難化により、センター試験では平均が60%になるようにテストがつくられていましたが、共通テストでは平均50%くらいのテストになるだろうと言われています。。。

かつ、勉強した人としてない人の差はもっと開きやすいテストにもなります。一次試験の割合が高い大学ではかなり重要になってきますね!

まとめ

さて、今回は共通テストの特徴や変更された点について主に解説してみました。

何度も言っていることですが、やはり覚えとくべきは

センター試験と比べると難しいっ!!

ということ。理系の人でも国語の記述が必要になったり、リスニング対策をしっかりしないといけなかったりとシンプルに勉強量や勉強科目が増えます。

そして英語では外部試験の成績も大学によっては重要に。2回まで、というのもなかなか緊張しますね~

ただ、差がつくテストとは勉強すれば点が取れるテストでもあります。しっかりと準備・対策をしていきましょう。

また大学が共通テストをどう使うのか(特に英語の外部試験)などの情報は大切なので、常に最新の情報を探しておきましょう!基本的には大学のHPに更新されていくと思います。

共通テスト自体にも、問題内容や難易度が変更することがあるかもしれません。その情報は大学入試センターの公式サイトでゲットしましょう。

長めの記事になりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!

いじょう、そらめまめでしたヽ(^ω^)ノ

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