京大生による、差をつける自由英作文の対策&書き方

今回は2次試験で頻出の自由英作文について、ちょっとしたテクニックを紹介していこうと思います!でもタイトルにあるように、ちょっとしてるからこそ差がつくポイントです(`・ω´・)ノ”

前回の記事では自由英作文の解答の基本となる部分を紹介しました。そちらもぜひ参考にしてほしいんですが、軽くまとめると

  • 書けるものを書く
  • 主張→理由→客観的事実→結論という流れを守る

という2点でした。

その中でも大事になってくるのが”客観的事実”。主張や理由をサポートするパートですが、この部分をしっかり書けるかどうか、客観性を英語で表現できているかどうかが重要だということでした!

そこで今回はさらに点を伸ばしていくために、このサポート部分を補強するテクニックを紹介していきます( ´ ▽ ` )ノぜひ役立ててみてください~

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譲歩でさらに構造点を稼ぐ

今回のメインテーマは”譲歩”です!

おそらく学校や塾でならっている人も多いと思います。現代文でもよく出てきますが、「もちろん~」で自分の意見に対する反対意見を示しつつ、「しかし~」でそれを打ち消して結果的に自分の意見の妥当性をさらに高めるという強力なサポートテクニックです。

でも、この譲歩をうまく使えなかったら逆に解答のレベルがぐっと落ちてしまいます。

譲歩を使いこなすなかで非常に大事になるのがそのあとに持ってくる再主張の明確さです。読解の記事で書いたことですが、基本的に逆説の後には筆者の強い主張が来ます。これは自由英作文でも同じです。

例えば、「Is a lie always bad?(嘘をつくのは悪いことか?)」というテーマがあったとしましょう。悪いことではないという意見を伝えるため、

「もちろん、嘘は人を傷つけたり混乱させることもある。」

と譲歩した後、これを打ち消す強烈な主張がほしいわけです。なのに、

「しかし、嘘によって救われることもあるのだ。」

みたいな軽い再主張で終わってしまうと、フワッとした意見になってしまいます。

譲歩は相手の反論に対してあらかじめ対処しとくことでつけいるスキを与えないという構文です。なので、そのあとに持ってくる自分の意見の再主張にはできれば新たなサポートも加えて強固にしてあげましょう。

「しかし、誘いを断りたい時に『用事がある』と嘘をつくように、特に人間関係など繊細な問題に対処するためには嘘が必要になることもあるのだ。」

と少しだけでもサポート文を入れてあげると、一気に評論っぽく仕上がります。

また、譲歩を入れるタイミングとしては

主張→理由→客観的な事実→譲歩→再主張

がいいかなと思います。まあ順番はそんなに大事ではないですが、譲歩よりも客観的事実のほうが難しくて点数幅が広いように感じるので、客観的事実をしっかり書いてから譲歩でさらに稼ぐ、という考えをもってほしいです!

英作文で使える譲歩構文

では実際に譲歩を使うときにどうやって書けばいいのか?

これはもう簡単です。シンプルに

Of course,~.However,~

で書くのが一番簡単で使いやすいです。注意として、上のように文頭に逆説をおくときはなるべくHoweverにしてほしいです。

下でも言いますが、But~は実は書き言葉としてはあまりよろしくのでおすすめしません。~,but~ならOKです!

他の書き方としては、

It is true that SV~.However,~

なんてものもあります。この譲歩構文は長文読解の問題でよく出てくるので、その表現を覚えとくと自由英作文にも読解にも役立ち一石二鳥です。

差をつける書き方、”書き言葉”の注意点

これもちょっとしたテクニックですが、意識してやってみると意外と点数が変わるテクニックの紹介です!それは”書き言葉”を使うこと。国語でも解答に「やばい」とか「めっちゃ」とか使いませんよね。

英語でも同じで、入試の解答や論文などで使うべき”書き言葉”があります。そもそも僕らはスラングなんか知らないのでそんなに注意することは無いんですが、いくつか気を付けたいルールがあるのでそこを紹介しますd(・`ω´・d*)

文頭にもってきちゃダメなワード

1.Because SV~.

ex)Because it is illegal.

これは絶対ダメです。理由を書く部分がほぼ必ず自由英作文ではありますが、その際に文頭をBecauseではじめてしまうと確実に減点されます。

Becauseはそもそも接続詞で、Because SV~では1文として成立できないんですね。Because以下は従属節であり、主節部分がないことになってしまうんです。

こんなよくわからんことは置いといて、とりあえず自由英作文では以下の2つの書き方をおすすめします。

・I agree with the opinion because SV~.

・I agree with the opinion. It is because SV~.

上のは主節にBecause節をくっつけたかたち。そして下はIt is because SV~that I agree with the opinion. という強調構文を短縮したものです。

自由英作文では最初の主張が長くなることも多いので、個人的には下の書き方をおすすめします。

でも「Why do you ~」みたいな疑問文に答えるときは「Because ~」で答えるよう習ったぞ?と思いますよね。これは会話文前提だからOKというのが理由の1つ。あと、いちおう

Because SV~, S’V’~.

という書き方も間違ってはないのでこれの短縮型ということでOKになってます。けど”書き言葉”で考えるとやはり先に紹介した2つの書き方の方がおすすめです!

2.But SV~. So SV~. And SV~.

これらも同様に文頭から始めるのは避けたい単語です。話し言葉としてはがんがん使っていいけど”書き言葉”としてはよくない、というパターンです。

こいつらを使うときは、

SV~,but S’V’~

という形で書くのがまず1つのやり方。もう1つは別の文頭OKな単語で言い換える方法です。こっちのほうがおすすめ。それぞれ言い換えると、

But→However

So→Therefore

And→Moreover,Also

となります。読解問題の長文を参考にして色んな”書き言葉”表現を覚えてみてください!

省略形は避ける

減点対象になるかは怪しいですが、論文などの場合は省略形を使わない方がいいとされてます。don’t, you’veではなくdo not, you have にしたほうがいい、くらいのことです。

まあ字数稼ぎにもなるしやっといたほうがいいかもと思っといてください(-∀-)

無生物主語を使いこなす

これは少し難しめのテクニックになります。ミスを避けたいので普通の英作文・英訳だったら真逆のことをいいます。(『英作文の必須スキル。和文和訳を徹底解説』で実際に言ってます)

ですがアカデミックな書き方、頭がよさそーな書き方を演出するには、この無生物主語という書き方が非常に便利なんです。

・I was happy when I saw the beautiful scenery.

・The beautiful scenery made me happy.

なら下の方が洗練されてる気がしません?

こういう書き方は実際に長文問題でよく見ると思います。だいたい下線が引かれてて和訳させたりしてきます。

全部この書き方を使えとはいいませんが、使えるなら積極的に使っていってほしいです。自由英作文でよく使えるのが”make”,”prevent”あたりですかね~。それぞれ、~させる/~させないという使い方なので色んな表現で出てきます。

・S make O V原型.

SがOにVさせる。Sに原因や条件をいれるといい感じに。ちなみに形容詞を持ってくる場合はV原型は省略可能(上のように)。 

ex)

Moderate exercise makes me lead a fulfilling ilfe.

適度な運動が私に充実した生活を送らせる。(適度に運動することで、充実した生活を送ることができる。)

Music makes people relaxed.

音楽は人々をリラックスさせる。(音楽によって人々はリラックスできる)

・S prevent O from Ving.

SはOがVすることを防ぐ。OにVさせない。preventはkeepでもOKです。from Ving というかたちになるので注意。

ex)

teaching English to elementary school students would prevent them from learning Japanese.

小学生に英語を教えることは、彼らが国語を習得することを妨げうる。(小学生に英語を教えれば、彼らは国語を習得できなくなるだろう)

ちなみにこの例文ではwouldを使ってるので日本語は仮定法での訳し方になってます。これ次のテクニックにつながるのでちょっと確認しといてください!

この2つのほかにももちろん無生物主語にしやすい動詞はいっぱいあります。ただ使ったはいいものの文法でミスってたら本末転倒です。この形をとりやすい使役動詞(have,make,let,get)は文法問題や長文にもでやすいのでしっかり復習しときましょう(´∀`)

現実と仮定の使い分け

最後に紹介するのが、自分が書くことが現実に起きてる事実なのか、仮定の話なのかをしっかりと区別して表現するということ。

つまり、仮定法を適切に使うということです。上でだした例文のように、would,couldといった単語は助動詞の過去形という面だけでなく、仮定をあらわす働きももちます。この辺についてはまた別記事で詳しく書く予定です。

意外と多いのが、仮定の上での話なのに”事実”として表現してしまってるというパターンです。例えば「日本でも学校は新学年を9月に始めるべきである」という意見について、賛成か反対かを述べるとします。

このときに主張として成立するのは

I agree with the opinion that the school year in Japan should start in September.

であり、

I agree with the opinion that the school year in Japan starts in September.

だとアウトです。細かいですが下の文はshouldがないため「日本では9月に新学年が始っている」ことが起こっている事実として扱っていることになってしまいます。

仮定の話が前提となっている問題はけっこう多いので、最初の主張部分では特に気をつけましょう!

また理由を説明するときも、助動詞をうまく使えば上のpreventの例文のように「~を導入したら~になるだろう」という意見がスムーズに書けます。使い分けるだけでなく、特に仮定法を使いこなせると便利ですd(・`ω´・d*)

まとめ

今回は自由英作文について、地味だけど差がつくようなテクニック・注意点を中心に紹介してみました!

譲歩構文を組み込む・無生物主語構文を使うあたりは少し難しめで練習が必要だと思います。が、文頭のワードに注意するのは今からでもできますし、無生物主語として頻出の使役動詞をしっかり復習しとけば長文読解にも活きてきます。

用意されてる日本語の意味を伝えれるかどうかが基準の英訳と違って、自由英作文の基準は自分の意見を相手にぶつけれるかどうかです。

論理的に構成されている、アカデミックな文章を書くのが得点を伸ばす秘訣であり、大学でもなんでも「自分の考えを発信する」ならば必要となってくるスキルでもあります。

もちろん大学合格のために点を取りたいわけですが、ちゃんと役に立つってことも知っていただけると嬉しいです( ´ ▽ ` )ノ

いじょう、そらめまめでした~

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