京大生による、点を取るための自由英作文の書き方&対策

今回はいろんな大学の2次試験で取り入れられている”自由英作文”について書いていきたいと思います~(`・ω´・)ノ”

英作文という分野には大きく分けて2つの問題がありますよね。すでに書いてある日本語を英訳していくものと、自分で意見を考えるところからスタートして英作していくものです。後者が自由英作文ですね!

一見、自由英作文のほうが普通の英訳より難しそうに見えます。自分でやらないといけないことも多いし、苦手意識を持っている人も少なくないはず。

しかし、あくまで”点を取る”という目的にしぼれば、この自由英作文は意外と安定した得点源になる問題なんです( `Д´)/

なぜかというと、実は自由英作文って書き方が自由なようでそうじゃない、採点する側が求めている書き方というのがあるからなんですね~。つまりパターンがあるということ。

そのパターンに当てはめて書くことが点を取るうえでは絶対に必要です。

今回は「どうも自由英作文の点が安定しない…」「何を書けばいいかわからず、手がとまってしまう」と感じてる人に向けて、自由英作文の基本的な書き方・構造を解説していきます!まずこの基本を押さえて、得点源になるまで伸ばしていきましょう( ´ ▽ ` )ノ

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自由英作文の鉄則

さて最初に1つだけ、自由英作文で点を取るための鉄則を書いておきます。点を取るための鉄則です。大事なのでもう1回、点を取るためです。

それは「書けるものを書く」ということ。

英作文として解答するものが本当に自分が言いたいことなのかどうかなんて、正直どうでもいいです。

自由英作文にはいろいろテーマがありますが、その中で「自分はこう思うから、この思いを英語に訳して伝えるぞ!」という風に問題に入っていくとかなりの確率で失敗します。英語で表現できない部分がいくらでも出てくるからです。

問題のテーマをみて、まずは色んな意見を考えてみましょう。自分が持つ意見では真逆のものも含めて。そしてその中で、一番英語で書きやすいものを選んで解答をつくる。それが”点を取るための”自由英作文です。

そんなのおかしいじゃないか!と思うかもしれませんが、残念ながらテストでみられるのは英作文の構造・英語の正確さであり、意見のユニークさではありません。

もちろんテストや入試という場ではなく、海外の人に向けて自分の意見を発信したいときはちゃんとした自分の意見を英語で表現するべきでしょう。

でも、入試では時間がありませんし助けも借りれません。これはどうやって表現するんだろう、と思っても調べたり人に聞いたりすることはできないわけです。

これから説明していきますが、自由英作文には自分の主張などのほかに客観的な事実も加えていく必要があります。この客観的な事実というのが英語できっちりと書けるような意見・解答を選ぶことが”点を取る”ためには重要です。

これは駿台予備校の人気教師である桜井先生の言葉ですが、「書きたいものを書く」のではなく「書けるものを書く」こと。この鉄則を守ることが点につながっていくということを覚えておいてください!

自由英作文の基本の構造

ではいよいよ本題に入っていきます。自由英作文の中にも問題のパターンは色々あります。多いのが「YesかNoか」問題と「○○についてどう思う」問題ですね。どんな問題であれ、解答の基本の構造は

主張→理由→客観的事実→結論

です。この順番、要素は揺るぎません。解答を書くときは絶対に意識してください。

1つ1つ見ていきます。

主張

まあ詳しく書かなくても分かると思いますが、ここが自分の意見を書く場所です。YesなのかNoなのか、教育制度について自分はどう思っているのか、はっきりと自分の立場を示すことがポイントです。

そして上で書いたように、この主張で自分の英作文の難易度が決まります。主張部分はそう長く書くものではなく、1文~2文程度が適切です。

理由

自分の主張の根拠を示す部分。なぜそう思うのかを書くわけですが、この理由によって次のパートであり1番難しい”客観的事実”の内容が決まってくるので責任大です。

つまり、もう1段階掘り下げれるような理由を書くのがベストです。分かりにくいと思うのであとで例を出します。理由の数で解答全体の分量が変わるので、ここで指定されてる語数になるように調整します。

客観的事実

自由英作文で点を取る肝となる部分。上で示した主張の根拠をサポートする役割を持ちます。この部分を解答に入れているか入れてないか、またちゃんと事実として使えているかどうかで点数が大きく変わってくる恐ろしいパートです。

ポイントとなるのは書いてることがが本当に客観的事実がどうか、そしてちゃんと主張の根拠のサポートになっているかどうかです。内容としてそうなってるのはもちろんですが、英語としてもそう捉えれるように表現できているかが大事になります。

少し細かい話になりますが、この客観的事実を英語で表現するときの注意点は「形容詞をなるべく使わない」こと。

なぜなら”主観的”な表現になるからです。形容詞は感覚的には「私はそう思うけどね」というのが後ろにつくような意見になってしまうんですね。例えば「この料理は美味しい」というのは「(僕は)この料理はおいしい(と思ってる)」ってこと。

だから主張や理由に使うのには問題ないんですが、その妥当性を示すために使ってしまうと結局ぜんぶあなたが思ってるだけじゃん?ってなってしまいます。

ちょっと難しめの例になりますが、テーマにありがちな「若者への選挙権」について考えてみましょう。筆者は18歳から選挙権を与えるのは早すぎる!といってます。それに対して反対するあなたは

「僕は反対。なぜなら若者の政治参加は重要だから。彼らはもう自分の意見を持つことができるし、立派に成熟している。」と書いたとしましょう。

なんかいい感じに見えるかもしれませんが、全然ダメです。「自分の意見を持つことができる」「成熟している」というのは主観的な見方にすぎません。「政治参加が重要」なことをサポートしているようにみえて、さらに主観的な意見を追加させてるだけです。

成熟(mature)、なんていい感じの単語ですが形容詞なので客観的事実として使うには不向き。そうではなくて、誰もが納得し認識している事実をサポートとしてもってくる必要があります。

例えば、

「僕は反対。なぜなら彼らはもう成熟しているから。18歳を超えると車の免許を持つことが許され、また義務教育も終えている。これは彼らが大人としてみなされていることを示している。」

とすれば、ちゃんとした”客観的事実”が「成熟しているから」という理由をサポートしているのが分かると思います。ちなみに義務教育:compulsory educationはよくテーマになる教育に関係する言葉として出てくるので覚えとくと読解にも役立ちます。

この客観的事実パートをまずは意識して解答にいれること。そしてなるべく形容詞を使わないようにすること。

もちろん使わないと上手く書けない!ってときもありますが、そのときは採点者になったつもりで”客観的事実”として機能しているかどうかチェックしましょう。

点が取れない原因の多くは客観的事実の抜けや不十分さです。逆に、ここがしっかり書ければ必ず点が伸びますd(・`ω´・d*)

そのためにも、問題をみて解答を考えるときに「この意見をサポートできる客観的事実はあるか、英語で書けるか」を第一に意識しましょう!

具体例をうまく使う

客観的事実というとすこし難しめに感じると思います。正直どんなものかわからない…と混乱する人もいるはず。でも、もっとシンプルにサポートする方法があります。それが”具体例”という考えかたです。

具体例、「For example,」からはじめてよく使う構文ですよね。

この具体例もサポートとして強力な役割をもちますが、それだけでなく”客観的事実”として利用できるのがおすすめできるところ。

上で書いたように客観的事実を考えるのはなかなか難しいんですが、少し見方を変えて具体例を考えてみると意外とすっとでてきたりします。

つまり客観的事実は具体例として置き換えてもいいってことです!これでちょっと分かりやすくなったと思います。

ただしここでの具体例はあくまで客観的な具体例です。「この前私は親に『もう大人なんだから!』と言われた。そう、18歳以上は大人とみなされるのだ」なんていう経験談はサポートにはなりません。

上のように「車を運転できる」ことや「結婚できる」ことを、”18歳になったら大人とみなされる具体例”として使うとうまくサポートできてるのが分かると思います。

使い方に少しだけ難しさはありますが、具体例を書くって考える方が客観的事実を書くと考えるより気が楽で書きやすいと思います。ただし使っている具体例がちゃんと客観的事実を代用できているかどうかは注意してくださいね!

結論

最後にもう1度、自分の主張を書きます。できれば最初の主張とは表現を変えて書きましょう。また丁寧に書くならディスコスマーカーもしっかりとつけましょう。

So,That is why,For these reasons,とかです。読む側の見やすさ、理解しやすさを意識して書くのも大事です。

まとめ

今回は自由英作文で点を取るための基本的な構造について説明していきました。まず大事なのが、英作文の鉄則として「書けるものを書く」ということ。

これは問題に取りかかるときの最初の意識としてめちゃめちゃ大事です。英語で書きやすいかどうかを考えながら自分の解答をつくりましょう。

そして、その解答の構造は

主張→理由→客観的事実(具体例)→結論

になること。

とくに忘れがちでかつ一番評価されるのが客観的事実。自分の意見やその理由を言うだけなら誰でもできます。その主張と理由に妥当性を与えることが一番求められていることです。

大学に入ったら論文やレポートをかくことがあります。その時に必要な能力をみられているわけなので、しっかりと客観的事実、具体例を組み込んでアピールしていきましょう!

あとやっぱりこの部分を英語で表現するのが一番難しいので、例で出した”義務教育”のように頻出の単語を覚えとくとすごく役立ちます。

それに加えて身につけといてほしいのが”和文和訳”『英作文が得意に変わる必須スキル、「和文和訳」を徹底解説!』で詳しく紹介していますが、英作文にはほんとに必須のスキルなのでぜひ参考にしてください(`・ω´・)ノ”

いままでの自分の自由英作文やその模範解答が残ってるなら、客観的事実という要素が入ってるかどうか見直してみてください。

おそらく理由のサポートを何かしら書いてはいると思いますが、それがちゃんとした事実になっているかどうか、上で書いたように形容詞を使っていないかどうか…難しいですがこの構造を常にキープするのが高得点の鍵です。

この構造をしっかりと理解したら、次は「稼ぎどころ」にしていく準備です。『京大生による、差をつける自由英作文の対策&書き方』ではテクニックでさらに高得点を目指す解答の作り方を見ていきます!もう1段階頑張っていきましょう( ´ ▽ ` )ノ

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