「○○からもう何年がたったのか…」
みたいなフレーズは日常でもよく使いますよね~
ではこれを英語でしっかり話せますか?
もちろん問題にも出てくることも多いですが、映画でもよく出てくるし普通の会話でも使いたいので抑えておきたい表現ですよね。大きく分けて2つの表現がありますが主語を意識しとけば表現自体は簡単です!
ってことでさくっとみていきましょ~
主語をitにする
まずは主語がitの場合。これは
- It has been 年月 since SV
- It is 年月 since SV
で「SVから年月がたった」という意味になります。
よく穴埋めや言い換えで出題されるので覚えておいていいと思います。ポイントとしては現在完了を使うことができる点ですね。
現在完了のニュアンスとして意識してほしいのが「現在と関係がある」ことです。今回だと「(今は)SVから○○年が過ぎた」と現在の状況を示してるわけなので現在完了を使うことができます。
逆に過去形はあくまで「過去の出来事」というイメージを持ちましょう。
例えば高校3年生が「高校で色んなことを学んだ」と言いたいなら現在も高校生なので現在完了を、60歳のおじいちゃんが当時を振り返りながら「高校で色んなことを学んだ」と懐かしげに言うときは過去形をつかうことになります(´∀`)
あくまでニュアンスですし別に逆でも通じますが笑
例:「その2社が合併してから10年が経った」
It has been/(is) ten years since the two companies merged.
主語を年月にする
続いては○○年ってのを主語にするパターン。こちらは
- 年月 have passed since SV.
となります。動詞はpassです。これも定型文みたいなもんなので覚えておくことをおすすめします。上でも言ったことから過去形ではなく現在完了を使うことに注意してください!
例:「学校に着いてから10分が経過した」
Ten minutes have passed since I arrived at school.
ちなみに同じように使えそうな”since”と”after”の違いは知っていますか?
sinceはよく現在完了と一緒にいる気がしますよね。逆にafterはそうでもないです。
っていうのも、sinceは「何かが起きたことから現在までの継続部分」を強調したいのに対し、afterは「何かが起きたまさにその後」を強調してるからです。
なので現在完了はsinceと相性がいいです。ぴったりです。「あの事件以降ずっとふさぎこんでるよ」は現在までの継続なので現在完了かつsinceを使い、「でもあの事件の後、彼は笑ってたよね」だと過去形かつafterになるわけです!
例文がじゃっかんホラーになっちゃいましたね(´∀`)
頻出!”亡くなってから”の表現
最後に文法問題でもかなりよく出る「誰々が亡くなってから○○年たつ」の表現を確認しときましょう。
もちろん上で紹介した2パターンでも書けます。それぞれ下のようになりますね
- It has been 年月 since he died.
- 年月 have passed since he died.
加えて、現在完了の「現在までの継続」というニュアンスを利用すると「dead」という形容詞をつかってこんな表現ができます
- He has been dead for ○○years.
つまり「○○年間ずっと死んだ状態(dead)が続いている」という表現ですね~
なぜかよく使われるので文法問題でも頻出になってます。
ちなみにこの死を表すdieには面白い使い方があります。
日本語でもよく「死ぬほど欲しい」「死んでもいや」みたいな使われ方がありますが、英語も同じく
- be dying for ~
- be dying to do
で「~が死ぬほどほしい」「死ぬほど○○したい」という意味になります!
あとは
- ~ dies with me.
で「~は私と一緒に死ぬ」=「墓場までもっていく」という風に使われたりも。携帯の充電が切れたときにも「cellphone died.」って言ったりします
まとめ
ということで今回は時間の経過を表す英語表現を確認してみました(´∀`)
自分がいざしゃべろうとしたら出てこなかった表現でもあり、まあ覚えておいて損はないと思います笑
また現在完了と過去形のニュアンスの違いは重要なのでぜい参考にしてみてください(`・ω´・)ノ”洋画を観たりするときにすこし意識してみると面白かったりしますよ~
いじょう、そらめまめでした