『イミテーション・ゲーム』感想!ある天才の実話の映画。

出典:https://iwiz-movies.c.yimg.jp/c/movies

どうも、久々の映画記事です( ´ ▽ ` )ノ

今回紹介するのはイミテーション・ゲーム第二次世界大戦中でのドイツ軍の暗号解読に乗り出したイギリスの天才数学者アラン・チューリングの話です!

実話をもとにしている映画は好みだったので前から気になってて、ようやく観ましたが期待を超えるくらいいい映画でした(´∀`)

知ってる人もいると思いますが、連合軍がドイツ軍の暗号解読に成功していたという事実は戦争が終わってからもずっと機密事項として扱われていました。

1970年代になってようやく、暗号を解読していたこととその解読にアラン・チューリングを含めた暗号解読者が携わってたことをイギリスが明らかにしたんですね。

現在のコンピューター科学や人工知能の礎を築いたともいわれるアラン・チューリングの、天才だからこそ苦しみに覆われた人生が描かれた良作です!!あと主演のベネディクト・カンバーバッチがすごい。

『ドクターストレンジ』などにも出演してますが、とっつきにくい天才、正直変人ともいえるチューリングを完璧に演じてます。そこにもぜひ注目を(`・ω´・)ノ”

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あらすじ

イギリスがドイツに宣戦布告をした1939年、ドイツ軍の暗号機”エニグマ”の暗号を解読するため、海軍中佐であるデニストンのもとアラン・チューリング、ヒュー・アレクサンダーなどの天才的な頭脳を持つ6人のチームが結成される。

しかし幼いころから他人とのコミュニケーションをうまく取れず、また自尊心も高かったチューリングは同僚たちを見下し、1人で解読にむけての計画を考える。そんなチューリングを同僚はよく思わず、また中佐にも嫌われエニグマ解読装置の開発に必要な資金を求めるも拒否される。

そこでチューリングは資金捻出をチャーチルに直訴。チャーチルはこれをみとめ、チューリングは暗号解読班の最高責任者に任命される。チューリングはクロスワードパズルによって新たなメンバーを募集し、女性であるジョーン・クラークを含めた2人が班に加わることに。

チューリングはとうてい人の手では試し切れないエニグマの暗号解読を自動で行う機械”クリストファー”の開発を続けるが、協調性がないためメンバーからは疎ましがられる…

しかしジョーンが「協力しないとエニグマには勝てない」とチューリングを説得、チューリングは自ら仲間とコミュニケーションをとるように。

そうして仲間たちの協力もあり、ついに”クリストファー”は完成。だが、暗号解読の鍵を毎日変えることができるエニグマには解読スピードが追い付かない。中佐は成果を上げないクリストファーをなじり、チューリングに解雇を言い渡す…

ずっと緊迫感があるわけでもないし、どんでん返しがあるわけでもありません。でも、アラン・チューリングという人物に引き込まれて同時に彼の苦しさ・もどかしさを感じる映画だと思います。

上手くコミュニケーションが取れないのもそうですし、暗号を解読したゆえに生まれる苦しみもあります。そんなチューリングを支えるジョーン・クラーク(キーラ・ナイトレイ)も最高です。

『イミテーション・ゲーム』の感想

まず最初に思ったのが、この事実を映画にしてくれてよかったなということでした。

第二次世界大戦でドイツが敗れ、その後大きな戦争が始まることがなかったので機密事項としていた“エニグマの解読”が公開されたわけですが、もしかすると解読班の功績・苦悩については誰も知らずに過ぎていったかもしれません。

そう感じるくらい、この映画ではアラン・チューリングをはじめとする解読班をしっかりと描いています。

1日ごとに暗号がかわるエニグマに対して、何もできない辛い日々。チューリングの機械が完成するも、それでも間に合わず、また戦争で人が死んでいく…

そして暗号解読に成功しても「ドイツ軍に解読がばれないように」しないといけず、救う命と救わない命を分けないといけないという苦しさ。

どれだけ精神面に負担がかかったのか、想像できません。特にチューリングは子供のころからあまり広い人間関係を持ってなかったため、実は繊細な心をもってます。また終戦後は班のメンバーとも離れ、支えてくれる人と巡り会うことはなかなか出来ませんでした。

「誰も予想しなかった人物が誰も想像しなかった偉業を成し遂げることだってある」という言葉がこの映画では何回か使われ、チューリングの支えともなっています。が、個人的には最後の場面でクラークがチューリングにかけた言葉が印象に残ってます。「あなたが普通じゃないからこそ、世界はこんなにもすばらしい」

おそらく少年期のクリストファーに次ぐ、2人目のチューリングの理解者だったクラーク。彼の人並み外れた頭の良さも、同時に心のもろさも分かっていたクラークだったからこその言葉でしょう。

また、チューリング役であるベネディクト・カンバーバッチの演技もすごいです。自尊心が高く、人の気持ちを知るのも人に気持ちを伝えるのも上手く出来ずにもどかしさが募っている様子を演じきってます。どんどん映画に引き込まれるのも彼のおかげです。

そうやって引き込まれるからこそ、最後のチューリングとクラークの会話がすっと心に落ちてくるんだと思います。

これが実話だということが信じられないような気持ちもあり、戦争ではいろんなところで闘ってる人がいるんだなとも感じ、しみじみとした気持ちになりました…

クラークのおかげで、チューリングが徐々に変わっていくところも見どころ。どんでん返しも伏線回収もない、シンプルな映画展開ですが、だからこそアラン・チューリングという天才によりそって観れる映画です!

未鑑賞のかたはぜひ観てみてください!!

いじょう、そらまめでした( ´ ▽ ` )ノ

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