突然ですがみなさん、選挙行ってますか??
ほんとに突然です笑。投票年齢は18歳なので早ければ高校生から選挙に行くことができます。大学生はもちろんですね。
で、僕も投票権をもっている訳ですが正直選挙にはあまり興味はありませんでした。投票とかいろいろめんどそーと思ってたわけです。
しかし、実際に行ってみると全くそんなことはなかった!!
今回はそういうお話です笑
他にも選挙の簡単な知識や知っときたいことも紹介していきますのでぜひ最後までお読みください!
投票の流れ
さて、投票に行くにはまず「投票入場はがき」を手に入れる必要があります。
といってもこのはがきは投票日の数週間前に送られてくるので取りに行く必要はありません。
このはがきに投票場所が書かれているのでまずそれをチェックしましょう。おそらくそれほど遠い場所にはなっていないと思います。
またこの入場はがきが身分証明書代わりになるので、投票に行く時には忘れないように持っていきましょう!
ちなみに投票時間は午前7時から午後8時までとなっています。意外と朝早くから投票できるんですね~
投票場所に着きまず面倒な本人確認を…と思ってたんですが、実はそんなこと全くなく、すんなり入ることができました。
さっきの入場はがきがあれば、このはがきを入口付近の人に渡して引き換えに投票用紙をもらうことができます。名簿で確認されるようですね。
次に投票用紙に政党や候補者の名前を書きます(このときに書く内容について詳しくはのちほど)。
そして投票用紙を箱の中に入れる。
終了!
以上が基本的な流れになると思います。
行ってみて思ったんですが、めんどくさいことは全くありませんでした。立会人の方々も穏やかな雰囲気を醸し出してるのでやりやすかったです笑
ポイントがあるとすれば、「投票入場はがき」をちゃんと持って行くってことくらいです。待ち時間などもほとんどないと思うので、ちょっと空いた時間にささっと投票しに行きましょう!
投票の持ち物は?
上にも書いたように、持ち物は「投票入場はがき」のみです。これさえあれば何もいりません。
逆にそんな大事なものを忘れたあるいはなくした場合、どうなるのか??
大丈夫です。投票する権利はそんな簡単にはなくなりません。身分証明書をもっていき、渡される書類を埋めていけばOKです。
免許証や保険証があればいいので安心して投票に臨みましょう!

投票日に行けない!期日前投票ってできるの?
投票に行こうと思ってたけど予定がある…この日ならいけるのにな~
っていうときももちろんありますよね!
そんなとき便利なのが「期日前投票」です。名前は聞いたことがあると思いますが、そのやり方とかってあまり分からないですよね
でも、簡単です!
さきほど出てきました「投票入場はがき」の裏面(同封されている場合もあるかも?)に期日前投票宣誓書というものがあります。
名前は仰々しいですが、ようは何で行けないのかを書いて提出する用紙です。
理由ってちゃんとしたのじゃないとだめなんだろうな、と僕も思っていたんですが実際ざっくりとしたものでいいようです!選択肢から選ぶタイプが多いので、観光や買い物などでもOK。
多少嘘になっても投票に行く方が大事なんで期日前投票どんどん利用していきましょう!笑
持ち物はこの宣誓書と投票入場はがきをもっていけば大丈夫。
ただし投票時間は午前8時半~午後8時と投票日とは少し異なるので注意してください!
また、期日前投票ができる期間は選挙の種類などによって変わるので、自治体のHPなどで確認することをおすすめします!
紙に書くのは名前?政党?
さて、投票用紙に書くのは候補者名だけだと思ってないですか?
実は支持政党を書く場合もあるんです。
その違いは簡単にいうと選挙のシステムの違いです。
日本の選挙には大きく分けて2つのシステムがあります。
「選挙区選挙」と「比例代表選挙」です。
選挙区選挙はイメージしやすいと思いますが、候補者名で投票しその投票数が多い人が当選するタイプです。
対して比例代表選挙の場合、投票者は候補者か政党に投票し、投票数が多い政党の候補者が当選するというタイプになります。
ちょっとややこしいですね~
少し事実とは異なりますが、感覚的には選挙区選挙では「人」を、比例代表選挙では「政党」を選ぶと考えてください。
そして今の日本では、参院選・衆院選ともにこの2つのシステムを組み合わせて使っています。
つまり、どちらの選挙でも投票用紙は2枚わたされる、ということです。
で、比例代表選挙のほうは政党を書いてもいいということになるんですね
しかし、さらにややこしいことに参院選と衆院選でこの選挙方法に違いがあります( ´_>`)
ということで、続いては参院選・衆院選について詳しく見ていきます!
参院選と衆院選の違いは?
参院選は選挙区選挙と比例代表選挙を組み合わせています。
選挙区選挙では、投票数が多い候補者が複数選ばれます。選ばれる人数は地域によって変わります。
衆院選が小選挙区選挙と比例代表選挙の組み合わせです。
小選挙区選挙では、投票数が一番多い候補者1人が当選します。だから「小」がついてるんですね。
そして比例代表制では、これが面倒なんですが「拘束名簿」と「非拘束名簿」が存在します。
参院選は拘束名簿と非拘束名簿の組み合わせ
衆院選は拘束名簿のみ
となっています。
名前をみると何となく意味が分かるかもしれませんが、まず名簿とは候補者の名簿です。
○○政党 |
A氏 |
B氏 |
C氏 |
こんなイメージです。
拘束名簿の場合、政党の候補者に順位がつけられています。
上の名簿で例えばA氏から順に1番、2番、3番としましょう。
そして、当選する人はその順位に沿って決まります。
例えば○○政党が獲得した議席が1つならA氏が当選し、2つならA氏とB氏が当選するということになります。
つまり政党は当選させたい人を優先させることができる、ということです。
逆にいうと、投票者は候補者を選べないということになりますね。投票する際は「政党名」を書くことになります。
これが拘束名簿の特徴です。
では非拘束名簿の場合はどうなるんでしょうか。
「非」拘束なので、政党内の順位は決まっていません。ので、投票者は「政党名」「候補者名」どちらかを書くことになります。
どちらを書いてもその政党に1票は入りますが、政党の当選者は候補者への投票数で決まるわけです。
つまり、B氏への投票数がA氏への投票数を超えていたらB氏が当選することになります。
投票者は当選させたい候補者も選ぶことができるようになります。
これが非拘束名簿の特徴ですね。
参院選では拘束名簿・非拘束名簿を組み合わせています。
政党内で優先して当選させたい人を「特定枠」として名簿に載せた拘束名簿と、その他の候補者の非拘束名簿というカタチです。
ですので参院選の場合、投票者は
選挙区選挙の用紙には候補者名を
比例代表選挙の用紙には政党名or候補者名を書くことになります!
2019年の参院選ではれいわ新撰組が特定枠に2人の重度身体障がい者を擁立したことが話題になりましたね。結果この2人は見事当選しました。
衆院選では拘束名簿を採用しているので、投票者は
小選挙区選挙の用紙には候補者名を
比例代表選挙の用紙には政党名を書くことになります。
ちなみに衆院選では「復活当選」というのがあります。カッコイイですね笑
どういうことかというと、小選挙区のほうで落選しても比例代表制のほうで当選できるってこと。
小選挙区と比例代表制の両方に重複して立候補できるんですね~
これも衆院選の特徴です。参院選では重複は認められていないので覚えておいてください!
投票するメリット
次に、投票するメリットってぶっちゃけなんでしょうってとこを見ていきましょう。
自分の意見を反映させる機会
当たり前ですが、これが一番大事ですよね~
もちろん一票なんて微々たるものかもしれませんが、選挙はその積み重ねが結果に反映されます。投票しなかったら何にもなりません。
また、よく言われることですが候補者や政党は投票数を集めたいので投票する人の気を引く公約を掲げます。若い人の投票率が低い今、政党の公約は自然と高齢者向けになっていきます。
つまり、若い人向けの政策を考えてほしいなら若い人の投票率を上げる必要があります。
まず投票をしに行かないと世の中は変わっていきません。大げさに感じるかもしれませんが、それくらい投票は大事なんです!
いろいろお得になったりする
若い人にも選挙に行ってもらおうと色んな取り組みがありますが、その中の1つを紹介します。
投票に行くと、「投票済証明書」というものがもらえます。この証明書をもっていくと特定の飲食店などで割引を受けれる選挙割が存在するんですね!
有名なものでは一風堂で替え玉or味玉が無料になったり、タピオカ専門店「Tapista」で全メニューが半額になったりします。
投票済証明書でなくても投票所での自撮り写真でサービスを受けれたりする場合もあるみたいです。
*この割引サービスは期限付きで行っている店舗・地域も限られている場合があります。必ず最新の情報をチェックしてください!
また投票済証明書を発行していない自治体もあります。各自治体の選挙HPなどで確認してください!
まとめ
今回は選挙の流れやちょっとした仕組みなどを解説していきました!
僕自身選挙に行って感じたのは何度も言ってますが
意外と簡単だった!
っていうこと。すぐ終わるし投票場所も近いところに設置されてるし投票したらお得になるかもしれないしってことで、ぜひ選挙に行きましょう!!
大事なことをまとめると、
- 持ち物は「投票入場はがき」があればOK
- 投票時間は午前7時~午後8時まで
- 期日前投票の場合は宣誓書に記入するだけ!ただし投票時間は午前8時半~午後8時まで
- 投票用紙に書くのは政党だったり候補者名だったりするので注意
その他分からないことや最新の情報が知りたい場合は各自治体に連絡するのが一番確実なので、HPなどにアクセスして確かめてください!
また支持政党なんてわからん…という人には質問に答えて自分の意見に近い政党を探す投票マッチングってものもあるので参考にしてください!
少し長めの記事になりました、最後まで読んでくれてありがとうございます。
いじょう、そらまめでした~