今回紹介するのは『ガーディアンズオブギャラクシー』シリーズ。英語タイトルの頭文字をとってGOGと略されたりしますね。
マーベルやDCなどから数多く出されてるヒーロー系映画の中でなぜこの『ガーディアンズオブギャラクシー』を選んだのか、それはこの映画が他と比べると少し異色なヒーローものだからと、今まで見てきた映画の中で本当に1番といっていいほど僕にとってドストライクだからです(`・ω´・)ノ”まあ僕にとっては、何ですが笑
感想などを調べてみると分かると思いますが、GOGはシンプルに面白い映画なんですね。コミック映画の面白さです。でもただの面白い映画として終わるんじゃなく、感動するところもシリアスなところもしっかりと入ってくるのがGOGの特徴であり、高評価を受けている理由の1つ。後で紹介しますが、このバランスがすごい良いんです。
実はこのGOGは『ウィンター・ソルジャー』や『アベンジャーズ』などと比べても遜色ないどころか上回るレベルの興行収入をたたき出してるんですね!マーベル全体のキャラクター人気でみてもGOGメンバーたちはかなり上位に位置してます。
ってことで今回はそんな『ガーディアンズオブギャラクシー』シリーズで個人的に感じる魅力を紹介していきます!もちろんネタバレはしませんので未観賞の人もぜひ参考にしてください~
1作目・2作目両方面白いですが、1作目を観たならぜひ2作目も観てください!僕の印象では2作目は1作目を超えてきた感覚があるので(ベビー・グルートの功績が大きい(-∀-))
主要人物&キャスト
とりあえずの主要キャラとして、ここではガーディアンズオブギャラクシーを構成するメンバーを紹介したいと思います。
ピーター・ジェイソン・クイル/スターロード(クリス・プラット)…地球人だが、母を少年の頃に亡くしその直後にラヴェジャーズという宇宙盗賊団に拉致され、そのリーダーであるヨンドゥに育てられる。そこで窃盗や戦闘、射撃など様々なスキルを身につける。父親の正体は謎(2作目である『ガーディアンズオブギャラクシー リミックス』で明かされます)。
いちおうガーディアンズオブギャラクシーのリーダーで、チャラチャラしてるけどかなりのお人好し。ウォークマンが宝物。
演じるクリスは『ジェラシック・ワールド』シリーズでも主演を務めてますね!
ガモーラ(ゾーイ・サルダナ)…『アベンジャーズ』系でも登場するサノスに両親を殺され、その後サノスに育てられる。暗殺者として育てられたため、戦闘スキルはかなり高くまた多くの方面から恨みを買っている。ただ心ではサノスを憎んでいて、他人を思いやる気持ちも強い(とくに2作目)。
こちらを演じるゾーイは『アバター』のヒロイン役としても有名。
ドラックス(デイヴ・バウティスタ)…1作目のヴィランであるロナンに妻子を殺され、強い恨みをもつ。必ず1人はいる単細胞のパワー系という役割で、暴走することも多い。が、自分の行動が悪かったとなると潔く反省する一面ももち、情も厚い。言われたことをそのまま受け取りがちなので、比喩とかがあんまり通じない。そこがまた面白い。
なおメイクアップには4時間かかるらしい。
ロケット(声:ブラッドリー・クーパー)…アライグマの姿をした賞金稼ぎ。グルートとコンビを組んでいる。その見た目からは想像つかないほど口が悪く下品。けっこうズケズケ言っちゃうので周りからは嫌われがち。ガーディアンズ内でも喧嘩しがち。
だがその根本には遺伝子操作による外見へのコンプレックスがあり、なかなか素直になれないタイプ。射撃の腕前もいいし、いろんな道具を使った戦いも得意。
グルート(声:ヴィン・ディーゼル)…ロケットとともに賞金稼ぎとして活動する木のヒューマノイド。「私はグルート」としか喋らないが、ロケットにはその真意を読み取ることができ、基本的にロケットが通訳する。自身の枝を伸縮させて戦う。ある程度の破壊までは再生が可能で、実はなかなかの強キャラ。
『リミックス』で登場するベビーグルートは絶大な人気を誇る。↓リミックスのオープニング
とりあえず1作目におけるガーディアンズオブギャラクシーのメンバーはこんな感じ。まあこれを見ただけでも分かると思いますが、それぞれなかなかキャラが濃いです。このキャラってのがやはりGOGシリーズの大きな特徴だと思います。次からはGOGの魅力を紹介していきますが、まずはキャラについて書いていきます~
それぞれのキャラがいい!
GOGを語るなかで欠かせないのがやはりメンバーたちのキャラのよさです!
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが構成されるのはシリーズ第1作目でのことですが、まずそもそもの見た目からしてキャラが豊富です。宇宙を舞台にしてるので当たり前ですが、それでもアライグマや木が仲間のヒーローものなんて今まで見たことなかったので衝撃でした。
またそれぞれの生い立ちも個性豊かで、かつシリアスな側面も含んでるのもポイント。
地球人であるピーター・クイルは子供の頃に母を亡くした直後ヨンドゥによって宇宙にさらわれ、盗みの手伝いをさせられます。ちなみに父親の存在が謎につつまれたピーターの過去や生い立ちには2作目で焦点があてられ、それを軸にストーリーが展開されていきます。
ヒロインともいえるガモーラは「アベンジャーズ」シリーズでおなじみの宇宙内で最悪最強であるサノスの娘。
とはいえ両親をサノスに殺され、養娘としてサノスに育てられたわけですが。そのぶん戦闘スキルが高く、かなり残忍なこともしてきてるため敵が多いです。もう1人の娘であるネピュラとの関係にも注目ですね。
「喋るアライグマ」であるロケットと木のグルートのコンビもいい!とくにロケットは見た目からは想像できないほど中味はおっさんで口も悪く、そのギャップが笑えます。
ただその生い立ちは遺伝子操作によるものであり、笑いの中にもこういうふと考えさせられるようなテーマを組み込んでくるのもGOGの特徴ですね〜
あとドラックスは、まあ色々と強烈なキャラです。第2作で他人の心情をコントロールできる新キャラマンティスも登場しますが、これだけ個性的なキャラが集まってるぶんその掛け合いが最高です。みんないがみ合ってるし口も悪いですが、なんやかんや素直で優しいんですよね
ユーモアに溢れてて、お互い憎まれ口を叩いてるけどグループは何かまとまってるってのがまた良いですね!
そしてGOG以外の登場人物も忘れてはいけません。とくに1作目、2作目両方に出演するヨンドゥはGOGメンバーに匹敵するほど人気のあるキャラクターですね!過去にピーターをさらい、ラヴェジャーズという宇宙海賊の一員であるヨンドゥはピーターと事あるごとに喧嘩するものの、結局許しちゃうという義理の親子のような関係。
まさに「親分」がぴったりくるその性格や高い戦闘スキル、そしてユニークな戦い方など、引き込まれる要素が多い。とくに2作目では1作目以上に「ヨンドゥかっけえ…」ってなります。
敵キャラにも味があり遊び心があるキャラが多く、ここでもユーモアのあるやり取りを楽しむことができます。下ネタもちょこちょこありますが、家族でもたぶんギリ楽しめる!
緊張と緩和のバランスがたまらない
上でも紹介したように、GOGはヒーローものではありますがかなりコメディ要素が強い作品です。キャラといい展開される会話といい、笑かしてくるシーンはたくさんあるんですが、そんな中でも軸となるストーリーはしっかりしててテーマも映し出されてます。
シリアスな部分がさらっと挟まれて出てきたり、逆にガチガチのアクションシーンでふっと笑わせにきたり、緊張と緩和のバランスが絶妙なのがGOGのすごいところ。
もちろん他のアクションやヒーロー映画にもコメディ要素は少なからず入ってることが多いです。が、GOGはもうコメディを観に行く感覚に近いほど、テンポのいい流れの中でユーモアが散りばめられてます。だからこそシリアスな部分に心を動かされグッときたり印象に残るんだと思います。「何か1本映画をみたいな」ってときにおすすめできる映画ですね!
もちろんアクションシーンもいい
やはりこういったヒーロー映画にアクションシーンはかかせません。とくにマーベルシリーズはド派手なアクションが人気でもあります。
それはこのGOGにも活かされていて、戦闘シーンはかなり迫力があります。まあ1作目2作目ともに様々なアクションシーンがあるんですが、GOGの特徴の1つとしてその戦い方のバリエーションの多さがあります。
キャラと同じく武器も個性的で、とくにヨンドゥの口笛で武器を操る戦い方は個人的に大好きです。あとロケットの罠を利用した戦い方も面白いし、銃をぶっ放してる姿もギャップがあっていいです(´∀`)もともと犯罪者なだけあり、交渉で欺くシーンも多いですね。
また複数で構成されてるグループなので、それぞれに見せ場があるのもポイント。この辺はアベンジャーズ系と似てる部分があります。で、そんな緊迫した戦闘の中でふっとジョークが出てくるのがまたたまらないですね笑。
このガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーは『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』とその続編『エンドゲーム』にも登場し、がっつり暴れるので予習として観とくのもおすすめです!
メンバーであるガモーラがサノスの娘という割と重要なポジションですしね。もちろんアベンジャーズ内でも軽妙なトークは健在です。
懐かしさを感じる曲のセンス
GOGのなかで大事な要素の1つに音楽があります。
というのも、ピーターはお母さんを幼いころにがんで亡くしたんですがその時に母からもらったのがカセットテープなんですね。そして『最強MIX』と名付けられたその中には70~80年代の楽曲がずらり。
これをウォークマンで聞くことがピーターにとっては故郷である地球、そして母と自分をつなげる大事なツールなんですね。ピーターの言動からも音楽をどれだけ大事にしてるかが伝わってきます。
その音楽は70~80年代ということもあり、すごく懐かしさを感じさせる曲調で聞き心地がめちゃいい。
この『最強MIX』をそのままアルバムにしたサウンドトラックはBillboard200で1位を獲得するなど大ヒットしました。使いどころや選曲ももちろんですが、音楽を聴いてる時のピーターの楽しげな姿もヒットした要因だと思いますね~
ヒーローものの中では音楽は基本的にBGMの役割をすることが多いと思うんですが、GOGでは楽曲を楽曲、つまり登場人物たちが聞いている曲として作品に登場させてるのが特徴だと思います。ぜひ音楽にも注目してください!
ちなみにサウンドトラックはこちらを参考にしてください
まとめ
今回は、2019年時点で2作が公開されている「ガーディアンズオブギャラクシー」シリーズを紹介していきました!
2作目の終わり方からおそらく続編もでることでしょう。何度も言ってますが笑えるシーンが多く音楽も素晴らしいので、「ヒーローものはなんかな…」って敬遠してる人にもほんとに見てほしい映画です!
ヒーローものはマーベルやDCでいろいろと観てきましたが、一番構えずに観れる、気楽に楽しめる映画だと思います(´∀`)
あと、このまとめまでちゃんと読んでるあなたは大丈夫だと思いますが、GOGを観るときはぜひエンドロールまで目を通してください!
マーベルはとくにエンドロールに映像や次作への伏線を映すことが多くて有名ですが、GOGはそこでも遊び心を出してくるので音楽を楽しむついでに最後まで見てみてくださいね(`・ω´・)ノ”
もちろんマーベルシリーズの1つではありますが、GOG単体でも全然楽しめますし話についていけないなんてことは無いのでほんとにおすすめですよ~
いじょう、そらめまめでしたヽ(^ω^)ノ