共通テストで何を受ける?おすすめの外部試験をざっくり解説!!

*2019年11月1日に、「外部試験導入の延期」が発表されました。なのでこれから先は当分必要のない情報となるので読み飛ばし下さい(けっこう頑張って書いたのに(´A`))なお延期については『共通テストの民間試験導入、延期へ…その背景は?』を参考にしてください…

英検についてちょっとだけでも知りたい人は後半をみてね 

今回は、2020年度からはじまる共通テストにかかわる記事になります!

前回の記事で紹介したとおり、いろいろと変更点がある共通テストですが、その中でも英語には大きな変更がありました。

その1つが「外部試験の成績提出システム」です。詳しくはこれから解説していきますが、英検やTOEFLといった外部試験の成績も大学受験に必要になってくることになります。

そこで今回は、この外部試験にはどんな特徴があり、ぶっちゃけどの試験を受けるべきかってことを解説していきます!

ちなみに現時点(2019年9月)では、2023年度から共通テストの英語の成績は「外部試験の成績のみ」になるとされてます。

その点からも、この外部試験が重要視されていることが分かると思います。ぜひこの記事を参考に、ベストな選択をしてください!

そして先に言っておくと、僕が一番おすすめする外部試験は英検です!

もちろんなぜ英検がおすすめなのかも説明するのでどうぞご覧ください~

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そもそも外部試験ってどんなシステム?

2020年度からはじまる共通テストで使われるこの「外部試験の成績提出」ですが、実際はどんなシステムなのか?

詳しくは前回記事の共通テストは難しい!?センター試験との違いや特徴をわかりやすく解説に書いてありますが、特に大事なのは以下の4点。

・評価はCEFRの段階評価を利用

大学受験学年で受験したテストの成績が利用される

・2回目の受験まで利用できるが、利用するテストは受験前に「成績使います」宣言が必要。

・大学によって試験成績をどう使うかが変わる

CEFRとはA1 ~C2の6段階で語学力を評価する基準のようなもの。ちなみに英検のレベルでいえば、高校卒業レベルの2級がA2~B1くらいとなってます。

また2つ目にあるように、高3なら高3のときに受験した外部試験の成績しか使えません。それも2回までです。

そして何度も受けて点数がいいものを選ぶ、ってことも出来ません。3つ目にあるように、受験前に「このテスト結果を共通テストに使います」という宣言をする必要があります。

その宣言が具体的にどんなものなのか、各大学は外部試験成績をどう使うのか、などは前記事にまとめてあるのでそちらを参考にしてください!

結論、

英語の外部試験ではできるだけ早く・できるだけ高く・できるだけ確実に点を取りたい

わけです。で、外部試験の候補は

・ケンブリッジ英語検定

・実用英語技能検定(英検)

・TOEFL iBT

・TEAP(TEAP CBTというコンピューターテスト版もあり)

・IELTS

・GTEC

になります。

この少なくない候補から、僕がいちばんおすすめするのが上でも言ったように「英検」です。受験級は大学によって変わりますが、必要なのは2級以上になってくると思います。

なぜ英検がおすすめか

さて、いろいろある外部試験の中で「英検を受けろ!」といえるのはなぜか。

いくつか理由はありますが、特に大きいのが「対策しやすい」「日常生活ジャンルも多い」という2つ。

ちなみに「英検で何級以上とったら英語の試験満点あつかい!」とする大学も多いので、勉強して損はないと思います。

こういった扱いが出来る試験は英検のほかにTEAP・IELTSがあります。どこの大学で使えるのか気になった人は、英検が運用する「入試活用校検索」で調べてみてください!

もうひとつちなみに、英検は費用面でも優れてます。

1級であっても1万円かからないという検定料は他の試験と比べると圧倒的に安い!(TOEFLやIELTSは2万円以上します(;д;))

また共通テストでだいたいの基準になるであろう英検2級への対策については別に記事を書く予定です!

それではなぜ英検がおすすめかを説明していきまっす!

とその前に、、

実は英検・GTECは共通テスト用に試験が新しくなる、ということをご存じですか?

GTECに関しては試験内容は変わらず、試験日が年4回に変更されるくらいです。しかし、英検はけっこう大きな変更点があります。

別記事のほうにまとめる予定ですが、「英検CBT」「英検1day CBT」「英検2day S-interview」の3つの新方式が採用されることになりました!

まとめました!!それぞれ参考にしてください!↓

共通テスト版英検「英検CBT」の特徴解説

共通テスト版英検「英検2020 1day S-CBT」の特徴解説

共通テスト版英検「英検2020 2-days S-interview」の特徴解説

CBTというのは上でもしゃべったように「コンピューター版」ということです。そのためスピーキングは面接ではなくコンピューターに吹き込む形式に変わります。

面接と比べると、相手がいないので会話の雰囲気をつかみにくいので難しくなる気がします…

「2day S-interview」のほうは従来の英検とほとんど変わりません。スピーキングも面接で、異なるところは一次試験→二次試験というシステムがなくなった点。

受験者全員が面接まで受けることになります。

英検による実施要項はこちらから

とはいっても問題構成は従来の英検とは変わらないのでやはりおすすめなテストですね!ではその理由をみていきましょー

対策がしやすい

さて、上の試験の中で「1番聞いたことがある試験」はどれでしょう。

おそらく頭の中に浮かんだのは「英検」もしくは「TOEFL」ではないかと。

それくらい、英検の知名度は(日本では)高いです。中学や高校で受けさせられるところも多いはず。

知名度が高いということはその分受験者が多い。受験者が多いということは対策法への需要が高いことを意味します。

そして対策を売り出す方はライバルが多いので自然と質が高くなります。

結果、他の試験と比べると英検は対策しやすくなるんです!また、高校でも英検に関するノウハウを持っているところは多いですね。その点でも安心です。

そしてもう一つ、英検には「空所補充問題」が多いことも対策しやすいポイントです。

基本的には単語問題、何問かは文法問題になってます。かつ4択問題です。

つまり、単語をしっかり覚えればこの辺の問題でがっつり点を稼ぐことができるのです!

もちろん長文問題もあるので読解練習も必要ですが、単語を覚えれば点が取れる(しかもシンプルに意味を覚えればいいものが多い)という特徴があると対策方向も決まりやすくなりますね~

しかし、「知名度がある」という点では英検とTOEFLにそこまで違いはありません。

それではなぜTOEFLではなく英検をすすめるか、その理由が次に説明する「外部試験の方向性」になります

日常生活のジャンルが多い

さて、英検をおすすめするもう一つの理由は「問題のジャンル」にあります。

外部試験は「誰がどんな目的で受験するか」をしっかりと定めています。それに応じて問題のジャンルが決まっていきます。

そして、共通テストで使用できる外部試験を問題ジャンルで分けると下のようになります。

・日常生活、アカデミック系

英検、ケンブリッジ英語検定

・アカデミック系

TOEFL、GTEC、TEAP、IELTS

このジャンルはおもに長文問題やライティングのテーマに関係してきます。

実際にTOEFLの長文では生物学や歴史学といった硬いテーマが多いです。使われる単語のレベルも自然と上がります。

それに対して英検では、2級であれば著作権に関する歌の価値についての長文があったり、メールのやり取りの問題も含まれています。

もちろん学術的な文章のほうが点を取れるって人もいますし、英検でもそういった文章が出題されることもあります。

ただ傾向として覚えておいてほしいのと、別にジャンルなんてどうでもいいかなって人にはやはりとっつきやすい日常的なジャンルのほうをおすすめしますね~

ちなみにケンブリッジ英語検定については後でチラッと紹介しますが、かなり難しめとなっていますのでやはり英検がおすすめです!

ということで、「英検を受けろ!!」という僕の念はある程度伝わったと思います。

受験日程や級レベルの目安は英検の公式サイトでご覧ください。

外部試験では、この後に控える二次対策を考えても、早めに受験して結果を出しておくことが重要。

上でも言いましたが、英検の対策としてマストなのは単語です。パス単などの単語帳はしっかりやりこんでおきましょう!

 

英作文のフルーツフルイングリッシュ

 

他の試験の特徴、英検に次ぐおすすめは?

とはいっても、英検以外にもいろんな試験があります。

英検の受験時期に予定があったり、まだ勉強が間に合ってないなんて人もいるかもしれないので、他の試験についてもみていきましょう!

ちなみに結論からいうと、英検の次におすすめなのはTEAPまたはGTECです!

ケンブリッジ英語検定

ケンブリッジ英語検定はおもにヨーロッパで主流の英語検定で、日常的な英語能力をはかる試験です。

日本ではまだまだ知名度が低いですが、欧州をはじめ海外では権威ある英語検定なので、留学や海外就職を考えている人にはおすすめといえます。

ケンブリッジ英語検定はTOEFLなどとちがって有効期限がない(一生有効)というのも特徴ですね。

しかし、試験の難易度は高いです。テストのレベルは5段階に分けられていますが、初級から日常で使う英会話レベルの能力は必要になってきます。

対策本なども多いとはいえませんし、共通テストで使うなら

チャレンジしてみたい!

留学したいからこれを機に取っておきたい!

という人以外にはあまりおすすめしません。

ケンブリッジ英語検定の公式サイトはこちらから

TOEFL

TOEFLは有名ですね!実はTOEFLにはiTPとiBTの2種類の試験があります。

iTPはリーディング・リスニングの2技能

iBTはその2つにライティング・スピーキングを加えた4技能の試験となっています。

共通テストに有効なのはiBTのほうなので注意してください!

TOEFLの特徴はアカデミック向けなところ、そして対策しやすいところ。

受験生には大学生や社会人も多く、そういう部分は高校生には不向きかもしれません。

また難易度に関しては、英検のようにレベル別で試験が分かれていないので少し難しめになります。評価は4技能がそれぞれ30点満点、総合120点満点で点数評価になります。

しかし、TOEFLは日本ではかなり知名度が高いです。その分対策がしやすい。検索すれば勉強本がやまほど出てきますし、なんと公式の対策本も販売されてます。

また試験日が年50回と多く、1ヶ月に3~4回テストがあります。留学にも使える資格なのも特徴です!

試験日の融通が利く方がいい、アカデミックな内容の方が得意、留学用の資格もとっておきたい、という人におすすめです。

TOEFL公式サイトはこちらから

ただTOEFLではスピーキングが面接ではない分難しいです。決められた時間内で答えをまとめ、パソコン相手に話さないといけません。

面接のように、相づちを打ったり聞き返したりして会話を整えることが出来ないのはなかなかツラいです・・・

TEAP

TEAPはほとんど聞いたことがない人もいると思います。僕も知りませんでした。

が、実はおすすめな試験です!(知ってた人、ごめんなさい(´・ω・`))

日本英語検定協会と上智大学が開発したこのTEAPは大学入試用ともいえる試験になってます。

対象生が高校生になってて、難易度が英検準2~準1級の内容(高校卒業程度)になってることが特徴です!

じゃあ英検でいいじゃんって思っちゃいますが、英検とTEAPには大きく異なる点が2つあります。

まず、問題のジャンル。TEAPでは長文などのテーマに大学での研究など大学教育に関係するものが多くなります。

そして試験時間。

英検2級の1次試験は筆記(リーディング+ライティング)75分・リスニング25分となっていますが、TEAPではリーディングとライティングが70分ずつ・リスニングが50分とかなり長くなります。

もちろん問題数も多くなりますし、TEAPはスピーキングも含めて1日でテストが終わるので集中力も必要です。

大学入試用というだけあって難易度は高校生にぴったり。上でも紹介したように、入試に採用する大学も多いです。(TEAP採用校一覧)

英検じゃないのを受けたい・TEAP採用校を受験する予定・アカデミックな問題が得意かも!…といった人におすすめ!

気になった人はとりあえず過去問をチェックしてみましょう!

TEAPの公式サイトへ

なおTEAP CBTのほうはコンピュータ上での試験になり、タイピングのスキルがある程度必要になります。

IELTS

さて、続いてはIELTSの特徴です。

TOEFLと同じく留学につかわれることが多いですね。そのためジャンルはアカデミックなものになります。

IELTS採用大学もありますが、英検やTEAPに比べるとやはり難易度が高いように感じるのであまりおすすめはしません。検定料も高いし。

ただTOEFLと比べると、リスニングやスピーキングではIELTSのほうが易しいです。リスニングは穴埋め形式が多いし、スピーキングは面接試験になるので。

また記述式であることも重要ですね~。マーク形式と違ってスペルミスなどが起こりやすくなるのでしっかりと注意しないといけません。

IELTSの公式サイトはこちら

GTEC

最後はGTEC。導入している高校も多いですね~

こちらはベネッセコーポレーションによる英語検定であり、TEAPと同様大学入試に向けてつくられたものです。そのため難易度は高校生向け。

そんなGTECですが、2020年度からは「共通テスト版GTEC」として生まれ変わる(?)ことになりました。

とはいっても試験内容が大幅に変わるわけではなく、年4回実施になることが主な変更点です。まあ受けやすくなると考えていいんでしょう、きっと。

GTECにはレベル別に4つのテストがありますが、共通テストで使うのはGTEC CBTという難易度が最も高いものになります。

問題はやはりアカデミック系・大学が場面のものが多いです。

またリーディングではとにかく分量が多い。長文というほどの量ではないですが、それなりの英文40題を55分で解かないといけません、、

全文読むという解き方ではとうてい間に合わないので、ざっと読みつつ必要なところを読み取るという技術が必要になります。

問題構成はともかく、難易度的には基本的にTEAPと似ています。が、GTECのほうが試験時間は短いですね。リスニングに関してはTEAPが50分、GTECが35分とかなり差があるので集中力の問題も出てきます。

あとGTECのほうが受験料は安いです!!

そして大きな違いは、GTECはCBT、つまりコンピューター版ということですね!

ライティングはキーボード入力になるのでタイピングも大事で、スピーキングもTEAPのような面接ではなくなります。

CBTが合うかどうかはかなり個人差があると思うので、早めに体験しておきたいですね。過去問をつかって疑似的にやってみたり、一度受験してみるのもありです。

公式の問題集も出ているので、受験日程など詳しい情報はGTECの公式サイトでCHECKしましょう!

まとめ

さて今回は、新たに始まる外部試験導入システムについての記事を書いてみました。

どのレベルの結果を取らないといけないのかは大学によって変わるので要チェックですが、やはりおすすめは英検です!

アカデミックジャンルからの出題が少ないぶん、単語や長文は読みやすくなるのが大きいポイントですね~

逆にアカデミックな問題が得意であったり、過去問をみて「解けそう!」と感じるならTEAPやGTECがおすすめです!

この2つは大学入試用につくられた試験なので、問題構成や形式が自分に合えばがっちり対策しなくても点が取れるかもしれません。

またCBTというコンピュータ版の導入で、スピーキングやライティングにかなり違いが出てくるのでそこも要チェックですね~

志望大学の方針、各試験のプレテストや過去問をしっかり確認し、あなたにとってベストの結果を残してほしいと思います!

最後まで読んでいただきありがとうございました、そらまめでした~(-∀-)

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