長文読解が苦手な人に知ってほしいコツ。読む速さでなく読み方。

さて今回は苦手な人も多いであろう長文読解についての記事ですヽ(^ω^)ノ

センターでも共通テストでも二次でも必要なこの能力ですが、まあ難しいですよね~。時間内に訳して、解いて、訳して…ああもっと速く読めれば解けるのに!って誰しも1度は思います。

もちろん速読力って大事です。速く読むのにこしたことはありません。でも速読の練習をする前に、1度長文を読む時の意識を確認してみませんか?

というのが今回のテーマです。具体的な読解法も最後に紹介しますが、その前にまず長文を読む時に意識するべきポイント・コツを紹介します。

ただただ当たって砕けろ精神でいっても無駄ですし、全文を訳すことに必死になっても長文は解けません。

成績に波がある。あま解答に自信がない。ああ長文はもうイヤ。って人にぜひ見てほしい記事です。

それではさっそく実践してほしい長文読解のコツを紹介していきます!

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長文読解のコツ・読み方

テーマを意識し、筆者の意見を読みとる

英語の長文問題は、現代文でいう”評論文”のような文章が多いですよね。そしてあくまで評論文としてのレベルでいえば、それほど高いものではありません。もちろん英語で書かれてるのでそう簡単には読めませんが( ´_>`)

で、何が言いたいのかというとやはり評論文である以上「テーマ」が存在し、そのテーマに対する「筆者の意見」が存在するということです。

長文読解を短時間で解き切るためには、速読ももちろん効果的でしょう。ただ、それだけでは問題は解けません。

現代文を解くときに「速く読む」ことを1番に意識して読む人は少ないと思います。何言ってるのか理解しようと考えながら読んでいくはずです。

英語も同じです。長文に対して「訳す」ことではなく「理解する」ことを目標にする必要があります。

そのためには、最低限文章のテーマを理解し、また結局この文章は何が言いたいのかを意識して読み進めることが重要です。

テーマはほぼ100%最初の段落で分かります。いわゆる導入ってやつです。文章によっては筆者の意見も書いてることがあります。

テーマにも偏りがあり、今でいえばAIや人種問題などが頻出。ということは、こういったことに対して背景知識をもっておくと長文がそれだけで理解しやすくなるってことです。

例えばAIの発展により起こりうることは何か・ベーシックインカムとの関係はどんなものか、ってなことをシンプルに知識として持っておくと、「何が言いたいのか」が分かってるので多少読めない単語・文法があっても理解できます。

理解しておけば、答えを大外しすることはありません。選択肢問題ならなおさらです。

また筆者の意見に関しては、筆者の考えの方向性、くらいにイメージしてください。

例えばさっきのAIの話を使えば「この人はAIが発展することは悪くないと考えてるんだな~」ってくらいに筆者の意見が読み取れていれば、文章の中での実験例などが整理しやすくなります。

こういったテーマ・筆者の意見を読み取るには、さっきも言いましたがやはり導入部分が重要です。もちろんまとめの最後の段落も大事ですね。

それと筆者の意見は逆説(but, howeverなど)のあとにくることも多いです。現代文でもよく「逆説の後は筆者の意見!!」とか言われません?

あと選択肢問題が多い場合は設問にさきに目を通しておくことも大事。私立入試や共通テスト(センター試験)に使える方法です。

設問は当然本文と関係してるので、ちらっとみればテーマを把握できるのはもちろん、本文のだいたいの流れをつかむことが出来ます。特にセンターは1段落で1問みたいなルールを守ってくれてるのでかなり理解しやすいです。

しかもセンター英語の大問6の最終問題では、各パラグラフにそれぞれの要約文を当てはめるという問題があります。

これは後で紹介する「パラグラフ・リーディング」と呼ばれるものを問題にしたものですが、先にこいつに目を通しとけば「テーマ」「筆者の意見」「本文の流れ」がぜんぶ分かっちゃいます(*゚∀゚*)!

ここまで親切な設問じゃなくても、よく使われてる単語からテーマをなんとなく推察したり、research・experimentなどの単語があれば本文で何らかの実験とかが行われてることがわかりますよね。

そして設問内容を確認しておくことで、長文を解くスピードは飛躍的にあがります。

もちろんテーマ・筆者の意見を把握して読み進めていけることもその理由ですが、最大の理由は「どこを読むべきかがわかる」という点です。

「実験によって何が分かったか?」という設問を本文を読む前に確認しておけば、本文中でちゃんと読まないといけないのは実験結果・考察の部分だということが分かります。

一段落を全部ちゃんと和訳して読んでから設問をみて、という風に解くのとどっちが早いかは明らかですよね。

あ、もちろん選択肢には本文からそのまま抜き出した英文は書かれていません。本文に書かれてることを言い換えている選択肢を選んでくださいね(´∀`)

選択肢で迷う場合は、動詞に注目してください。

各選択肢から動詞だけ抜き出して、本文での表現と1番近い意味をもつ動詞を使ってる選択肢を選びましょう。もちろん内容で判断するのが1番ですが、勘の一歩手前の判断材料くらいにはなると思います笑

いつの間にか選択肢の解き方の話になってましたが、ここでのまとめは

  • 長文読解は「速く読む」だけでなく「理解して読む」ことがポイント
  • そのためには「テーマ」「筆者の意見」を意識して読むべき
  • そのためには導入部分・設問をうまく活用するべき

という3つ。

筆者の意見」を意識しながら読むことはほんとに重要です。この段落をどう使いたいのか・この実験からどんなことを言いたいのかって部分まで考えながら読めると明らかに理解しやすくなりますよ!!

ということで続いては、筆者が自分の意見を伝えるために使う手法である「対比・言い換え」について話していきます~

この対比関係・言い換え関係を長文内で把握することで長文全体のまとまりが見えてきて、2次試験での記述問題の対応力があがります。

対比と言い換えを見抜く

上で言ったように、英語の長文でも対比と言い換えは多用されてます。現代文でも対比はかなり意識して解くことが多いと思いますが、英語も同じです。

そして長文問題の場合は段落ごと対比になってたり言い換えになってることが多いです。こういった段落の仕事をはっきりさせて読んでいくことも重要ですね。対比や言い換えの他にも例示やまとめなどがあります。

では対比と言い換えをきっちり見つけることのメリットは何か。

まず、問題が解きやすくなります。特に記述問題です。

これも現代文で考えるとわかりやすいですが、現代文の記述って傍線部がある段落だけをみて答えを出そうとしますか??

しませんよね。もちろん答えの要素となるものは同段落内にあるでしょうが、逆にいうと答えの要素全てが同じ段落にある問題なんてほとんどありません。2次試験レベルならなおさらです。

これは現代文では無意識にやってる人もいますが、なんとなく同じようなことを言ってる部分の周辺から抜き出して解答をつくっていってるはずです。

英語も同じです。てか基本的に英語は言語が違うだけで、長文に関しては現代文の解き方とまったくかわりません!英語の場合は「訳す」という作業が必要なため、問題の質自体は現代文と比べると高くないです。和訳された長文問題なんて、選択問題とか間違えようがないですよね(´∀`)

記述問題も同じで、英語の場合は同じ段落内にある答えの要素が多いです。ただ、問題のレベルが上がるとその要素も散らばってきます。その時に傍線部の言い換え部分をしっかりと把握しとけば、迷わずに答えを拾いにいけるわけですね!

また問題の中には「対比を示して~」という風に対比が条件になることも多く、そういう場面でもちゃんと把握しとくことが役に立ちます。

もう1つは単語への推察がしやすくなること。

長文読解に対してとにかく和訳することで解き切ろうとする人がいますが、それでは分からない単語や文法が1つでも出てくるとつまってしまいます。

特に2次試験の英語になると単語レベルもあがり、専門的な用語も増えてきます。そこを乗り越えるために語彙力を上げることは必須ですが、それに加えて”意味を推察する”スキルも必要です。

そのときに、ここは対比だからこういうことが言いたいはず!であったり、言い換えだから同じことが言いたいはず!ってことを考えて読むと、本文の流れから意味を推察できます。

そしてやはり入試問題もよく考えられていて、単語の意味を問うような問題ではこういう推察が使える箇所が多いんです(`・ω´・)ノ”

あとは、筆者の意見をさらに読み取りやすくなるというメリットもあります。

言い換えを使って何度も同じことを言うってことは、それが主張ってことですよね。それに対比を使ったあともダメ押しで主張を言うことも多いです。

さて、ここでのまとめは

  • 段落の仕事をはっきりさせる
  • 特に対比と言い換えに注意
  • 意識すると記述問題が解きやすくなる、流れを把握して単語を推察できる、筆者の意見を読み取りやすい、というメリットが!

という風になります。

センターレベルなら速読のゴリ押しでなんとかなるかもしれませんが、二次試験など難易度が高い長文にはこの読み方から闘っていかないと太刀打ちできません。

最初は時間がかかると思いますが、練習して慣れていくとスムーズにできるようになります!

まとめ

さて、今回は英語長文についてどう対処するかについていろいろと語りました。

長文読解で最も大切なのは、文章を理解するということです。訳すだけでは足りません。

そしてそのためには「テーマ」「筆者の意見」「各段落のつながり」を意識して文章の流れを掴んでいかないといけない、という話でしたね。

知識の話じゃなく、意識の話なので今からでもすぐに実践してみてください!

センターレベルならまだしも、二次レベルの長文を全部きっちり訳して解くなんてことはまず不可能です。時間も知識も足りません。それでも問題を解ける人は解けます。

それは問題自体が「全部訳して解く」問題ではなく、「テーマや流れをふまえて解く」問題だからです。そうやって意見をくみ取っていけるのが読解力であり、Google翻訳で長文を全部訳しても読解にはなりません。あれは流れを意識しないので、日本語もつながらないんですよね。

じゃあどうやって対比とか言い換えとか見抜くんじゃ、全部読んどる時間なんかないやぞコラ(#`゚д゚乂

当然こうなります

ここまで紹介してきたことを時間内に終わらせ、問題を解くことができる勉強法…そんなものが果たして存在するのか。

あるんです(´∀`)

それがよく耳にする”パラグラフリーディング”なんですね。

じゃあパラグラフ・リーディングはどうやればいいのか、どうやって鍛えればいいのか…ってことで、次回はパラグラフリーディングについて紹介していきたいと思います!

ぜひ参考にしてください(´∀`)→「パラグラフリーディング、どうやって身につける?その勉強法を紹介

まあぶっちゃけ流れをつかめるならなんだっていいんですが、現時点で読解に不安がある人はまずトライしてみてほしいです!!

いじょう、そらめまめでした(`・ω´・)ノ”