『バッド・ジーニアス』の感想とあらすじ。天才のカンニング映画!

出典:https://www.eiga-8.com/wp-content/uploads/2018/10/ba3.jpg

今回紹介するのは、『バッド・ジーニアス〜危険な天才たち〜』というタイ映画。タイがそんなに映画で盛んな印象は無かったんですが、この作品は各国から「高校生版のオーシャンズ11だ」と言われるくらい絶賛されたそうです。

それをみて、『オーシャンズ』とか『グランドイリュージョン』がかなり好きな僕は見逃すことができず、毎度おなじみユーネクストにより観賞してきました(*´∀`)

そこで今回もネタバレはなしで『バッド・ジーニアス』の感想、レビューをしていきたいと思います!わりと人間性にも踏み込んだ映画だと感じたので、大人がみても楽しめると思いますよ〜

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あらすじ

まず簡単なあらすじから紹介します!キャストなどはこちらを参考にしてください

物語の主人公となるのは女子高校生のリン。ハイレベルの高校に特待生として編入でき、数学の大会でも金メダルを獲得するなど、いわゆる天才です。転校してきたリンはたまたま学籍番号が近かったグレースと仲良くなります。

そんなグレースは成績が悩みの種であり、演劇に出るためにテストで高得点を取らないといけないグレースをリンはついカンニングで手助けしてしまいます。なんとかバレずにすみ、必要な得点をとれたことを喜ぶリンとグレースでしたが、それを聞きつけたパットがリンに対してある提案を持ち掛けます。

それはお金を払う代わりにカンニングさせてくれないか、という相談でした。これを発端にリンはどんどん深みにはまっていき、最後には思わぬ展開が…

と、こんな感じでしょうか。確かに天才が周りを欺いて悪事を働くというストーリーは『オーシャンズ』シリーズと似ている部分もありますね。

ただこの『バッド・ジーニアス』の特徴の1つとして挙げれるのが、主人公の天才を含めてカンニンググループが高校生であることです。

つまりまだまだ人間として未熟というか、弱い部分もあるというのが実はこの映画の展開のミソになってるんじゃないかなって勝手に思ってます。あと子供であるゆえに、親の存在ってのも重要なポイントになってきてますね!

では続いては感想を書いていきたいとおもいます~

バッド・ジーニアスの感想&レビュー

前半でも話したように、観る前は『オーシャンズ』シリーズのような映画だと思っていたので、天才たちが行うカンニングの方法や工夫にすごい注目してました。とくに映画後半では世界規模で行われる大学認可試験でのカンニングに挑むので「どうやって乗り切るんだろう」とワクワクしてました。

で、観終わったいま思うことは、もちろんそのカンニングのアイデアは面白いけど、そこがメインじゃないのかなってことです。もちろんカンニングのやり方や窮地に陥ったときの乗り切り方はシンプルながらなるほど!ってのも多く、度胸や根性がある作戦は高校生という設定が絶妙に活きている気がして面白かったです。

カンニングを実行してる時のスリルはまさにオーシャンズと通ずるものがあり、そこもすごい楽しめます!

ただし、この映画の場合はお金が密接にかかわってるところがポイントでかつリアルなところだとも思います。

物語にはリンのほかにももう1人、天才といわれる男子高校生バンクが登場します。リンとバンクには天才ともう1つ共通点があります。それは家庭の状況。

リンの場合、父と母は離婚し今は教師である父親と2人暮らし、バンクはクリーニング店を営む母との2人暮らし。両者とも、決して豊かな暮らしとはいえません。特にバンクは母親の辛い生活をずっと間近でみてきました。

そんな2人だからこそ、努力を重ねて得た”天才”という立場。その立場を使うことで大金が入ってくるという誘惑に対する2人の反応の変化ってところがすごい大事な部分になってきます。このお金への反応ってのは高校生という設定ならではのとこもあるのかなと感じました。

映画の中で、いくつか印象に残ったリンの台詞がありますが、そのうち2つだけ紹介しておきます。

まず1つは「私たちは生まれながらの負け犬。私たちが世界をだますしかない。そうしないと世界にだまされる。」というもの。バンクに向けての台詞ですが、高校生ながらこんなことを言うリンの非常に強い表情が印象的でした。

またもう1つは「私にとって不正とは何かを失うこと」という台詞ですね。これは強烈な伏線になってますが、かつ核心をついた発言だなとも思います。リンが失ってしまうものにも注目してほしいです!

そして、やはり映画全体として印象に残る部分は最後の展開ですね!これは詳しく言っちゃうとネタバレになるので控えますが、「なるほどそうなるか」と納得してしまいましたね~。人間が変っていく過程をうまく描いた映画だなとラストをみて感じました(´∀`)

あともう1つ、リンのお父さんもなかなか重要な立ち位置ですね!職業が教師ということもうなずける、真面目で少し不器用なとこもあるお父さん。娘のこともすごく大事に思ってるのがよく分かります。その態度がリンに大きな影響を与えてるのは間違いありません。なんかとっつきにくいけどいい人なんだな~ってちょっとほんわりしました笑

『バッド・ジーニアス』はオーシャンズ系の犯罪スリルの面白さをだしつつ、タイにおける貧富の差、教育システムの不平等性を描きだしている点が評価された作品です。

それに加えて、登場人物の心の微妙な変化や人間関係の変化を当時は有名ではなかった俳優たちが演じきったことも世界が驚いた要因の1つ。特にリンとバンクは表情による演技がすごかったです!表情1つで雰囲気がガラッと変わります。

リンの知的でクールなたたずまい、バンクの真面目で少し気が弱そうな雰囲気がすごいはまってたのもよかったです(´∀`)

記事を書く中で改めて思ったのは、人生ってのは色んなものに影響を受けて、どんな道に進むかは全然想像できないんだなってことですね。

この映画ではリンやバンクは”カンニング”を通じておそらく思い描いていた人生とは異なる道に進んでいくようになったと思います。まだ高校生なのでこれからもどんどん変っていくでしょうが。

それと同じで、自分たちもこの映画のカンニングほど大きな出来事じゃなくても色んなものに影響され、また影響を与えていくのかな~なんて思ったりしました( ´ ▽ ` )ノ

『バッド・ジーニアス~危険な天才たち~』、スリルもあり面白さもあり、そして深い部分もあるおすすめな映画です!まだ観てないなって人はぜひ観てみてください(`・ω´・)ノ”

いじょう、そらめまめでした~

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